2013-03-01
■MetaNota2.0キター! と思ったが……
やっときた! と思ったが、今アップデートされてるのはPro版。
しかたない、この機会に買うか、と思ったが。
Metanota Pro
うーん。
こんなに色々な機能は要らないなぁ、SimpleNoteクライアントだけで十分なのになぁ、という感じ。
でも修正日でのソートは欲しいなぁ。
2013-03-02
■蒼穹のファフナー, レスキューウィングス
読んだ。
アニメは未見。いい機会だから見ておこうかなぁ。
すごいなぁ。このテーマにこんな登場人物ぶちこんで、しかもそれがテーマを語るために絶妙に機能するなんて。
2013-03-04
■不思議の扉 時をかける恋
読んだ。
時間ものがロマンティックな雰囲気をまとうのは、「死」がその近くにあるからなんだな、と感じた一冊。
100年前の人物と交信する時、今、その人物はほぼ間違いなく死んでいる。
言葉は通じても、決して会えない。
そこに横たわるのは《時間の壁》ではなくて《死の壁》なのだろう。
だから切ない。
あるいは、姿が見えていたとしても、その相手に何を願っても決して言葉を交わすことも叶わない。「美亜へ贈る真珠」が読みたくて手に取ってみたが、良作ばかり。
2013-03-07
■情報処理学会全国大会
Ustreamで聞いてました。そこそこ近くにいるのにね……。
スマートフォンが有用な地震計になるという話は面白かった。
センサー内蔵、通信できる、電源供給が喪失しても内蔵バッテリーである程度の時間駆動できる、コンソールでもある……。
今日のWIREDの記事、
にも通じるものがある。
装置のコアとして有用、という話。
Appleの噂になってるiWatchも、単体で完結しているハードじゃなくて、外部の様々な装置と連携するコアだったりするんじゃないかなぁ、と妄想。
2013-03-09
2013-03-10
■不思議の扉 ありえない恋
読んだ。
三浦亜紀「スノードーム」不思議であったかい。ショウウィンドウの中に見る幻視。
小林泰三「海を見る人」がよい。時間の流れが違う「山」と「浜」。淡い恋。待つ男。まさに"死がふたりを分かつまで"は絶対に訪れない分かれ。
川端康成「片腕」が圧巻。これはすごい。圧倒的な言葉の力を感じる。
奇想コレクションが積んだままにしておいてあるという恥ずかしい個人的事情により、今回スタージョンはパス。
2013-03-12
■幻想文学入門
全然「入門」じゃねえええ。
と思ったが、「入門」ってイコール「初心者向け」じゃないな。
これは、「意を決してその道に飛び込まんとする者」に向けての本なのだな。
あまり怪奇幻想文学に馴染みのない人は↓よりも後に回した方が吉。
2013-03-14
■ライオンハート
よかった!! 時間ロマンスもの(だけどTTものでじゃない)。
様々な時間・人生で、ほんの一瞬だけ出会う2人。エドワードとエリザベス。
ジェニーの肖像のオマージュなんだけど、2人の間で行われる会話と巡るハンカチはタイムマシンものの王道モチーフのよう。
収録「あいつのタイムマシン」の、真にタイムマシンを発明したのは誰なのか?
の、ナイフはどこから来たのか?
というパラドクス。
ただ、そのような簡単なループ状の構造じゃない。もっと複雑なタペストリーのよう。
至福の時間ものラブロマンス。
2013-03-18
■タッチモニタのPCが高齢者のクオリティオブライフを向上させる
という話題。
Easy-to-use touchscreen computer aims to improve quality of life for older people | Springwise
タブレットでも言われてたと思うけど、その辺と何が違うのか記事を読んでもピンとこなかった。
2013-03-20
2013-03-21
■ほんとうの「ドラッグ」
「覚醒剤はこんなに怖ろしい」という体験談なのだけど、正直に言うと、
の、
p57
「怖いぞ、怖ろしいぞ」とあまりに煽りすぎて、じっさいにちょっと手を出したひとが「なんだ、警察や世間でいわれているほど恐ろしくない」と思って油断し、次第に深みにはまり、だんだんとやめることが難しくなっていき、知らぬままに妄想に支配されて犯罪をおかす、という盲点や罠を見事に作り出している。
の方がより賛同できる。
それでもなお、このように真に迫った体験談を、これだけ平易な文章で出版する価値はあるだろう。
この本だけではなくてよりみちパンセの方とか、他の本もあわせて読んでバランスを取りたいところ。
2013-03-28
■モンスター大図鑑
微妙にダサい題名、フォント、表紙。でも著者がジョン・ランディスだ!!
とにかく"大図鑑"の名に恥じないスチールの量。この分量はすごい。
意外にも日本の映画がいくつか。
特に吸血鬼のページに岸田森が掲載されているのが素晴らしい。
この手の本を見るとつくづく「回転」が見てみたいと思うのだけど、
うーむ。プレミア価格。