過去の日記

2009-04-01

ぽわそんだぶりる [etc]

リンクが生きているのは今日だけでしょう。


Goolegle Chrome」は、3Dレンダリングに“Web K.I.T.T.”を採用したWebブラウザー。

窓の社 - 【NEWS】世界最高速度で回転するWebブラウザー「Goolegle Chrome」正式版が公開

細かっ! ナイトライダーだろ。このネタ。



2009-04-03

「山羊の上の歯」 [etc]

面白い。
「山羊の上の歯」の意味は引用元を見てもらうとして。

田中芳樹の作品でいえば、『銀英伝』で「愛」があったのは英雄群像の人物像であって、戦闘機とか軍艦とかには露骨に「愛」がない。『銀英伝』にそういうものを求めてはいけないわけです。

 しかし、そういうところに「愛」があるひと、つまりマニアですね、そういうひともいて、「この描写がおかしい!」と言い出したりする。

 その通りなのかもしれないけれど、それは「山羊の上の歯」なんだよね。作者はどうでもいいと思っているポイントであるわけ。

マニアの批評があてにならない理由。 - Something Orange

うんうん。私の場合、どうしても「宇宙空間で艦隊戦ってどうやるんだろう?」みたいなところが気になって気になって。
そういう部分が自分の中の「マニアック」な領域なんだな、と確かに思う。
野望円舞曲では荻野目悠樹が書いてあることもあってちょっとだけ"それらしい"描写が入ってるんだけど(相対速度を合わせる、とか)、逆に、半端な結果になってよけい気になる。田中芳樹ぐらい無視してくれた方がいいなぁ。

半端に気にするぐらいなら、完全無視の方がいっそ清々しいかな、と。


2009-04-04

テーマスイッチャー Maginifique [mac]

ダウンロード可能な一覧が出ているので、選択してダウンロード。
そして適用(Apply)するというのが楽ちん。

magnifiqueapp.com: The Leading Magnifique APP Site on the Net


2009-04-06

振動機能の使い途 [game]

PS3 のオンラインコンテンツ、Flowery がことのほか楽しい。
これ、DUALSHOCK 3 付きのコントローラでプレイするのがいい。"花"が開くときの手応えがよい。
いや、遊んでいるとき、没頭しているときはそれと知覚することはないかもしれない。没頭させるための仕掛けと言ってもいい。
登場時はビックリさせるため、何かの出現を誇示するための振動機能だった。いま Flowery を遊んでいて、振動機能が立派な"裏方仕事"になっているのが面白い。Flowery で残念なのは裏方仕事に徹していないところ。時々狂ったように──という表現も変だけど、ゲームをしているときはその振動がゲーム世界には相容れない異物に感じる──振動するのが興ざめ。

そういえば Wii でも、GUI のオブジェクト上にカーソルが入ったことを示す様に振動する。
目に見えないオブジェクト(いわゆる隠しキャラ)をそっと教えるために振動するゲームもあっただろうか。
振動機能が、主張しすぎず、けれどゲームの欠かせない要素として成熟してきたな、と感じる週末。

Flowery はまだトロフィーをコンプリートできてない。
もっと遊びたい。
そして DOLBY DIGITAL 推奨。没頭できる。

未来妖怪 読了 [novel]

異形コレクションも未読が3冊ともなると圧迫感が大きすぎる。
昨日の昼過ぎに読み始めて読了。

未来妖怪―異形コレクション (光文社文庫)

  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売: 2008-07-10
  • ASIN: 4334744524
  • メディア: 文庫
  • amazon.co.jp詳細へ

期待していたのとちょっとベクトルが違った。"未来の科学技術が生む新しい妖怪"というようなテーマが思っていた以上に多かったか。
本書の中で面白く読めたのは、タイトルに反して過去を扱った作品だった。

朝松健 「ぬっへっほふ」
《予兆としての怪異》の根底にある決定論的恐怖を書いた、と言えるのか。
引き込まれる。上手い。

間瀬純子 「ミライゾーン」
古き特撮を下敷きに。ウルトラQからウルトラマンに続く流れというよりは、ウルトラQから怪奇大作戦、アンバランスへの系譜か? (作品中の描写は違うけれど、そう想像してしまう)

小中千昭 「事実に基づいて Based On The True Events」
読んだ直後は"ふうん"という感じだったけど、一冊読み終えた後もっとも記憶に残っている作品。
考え直してみると作中出てくる存在が、最近の──つまりもっとも新しい「妖怪」なのではないか、とか思ってしまう。

口絵解説
「ベムベムハンターこてんぐテン丸」とか懐かしすぎ。観たいなぁ。



2009-04-08

月を撮る [etc]

デジカメを手持ちで月を撮る。

ギリギリ。



2009-04-10

世界樹の迷宮 六花の少女 下 [comic]

世界樹の迷宮II ~六花の少女~ 下巻 (IDコミックス REXコミックス)

  • 作者: FLIPFLOPs
  • 出版社/メーカー: 一迅社
  • 発売: 2009-04-09
  • ASIN: 4758061424
  • メディア: コミック
  • amazon.co.jp詳細へ


大昔は6人パーティーが
迷宮探索の
セオリーだった
らしいし

吹いた。

スタイルが確立して戦闘シーンが面白く描けてるなぁ、という感じになってきたら終わった。
正直、もっと読んでみたい、と思った。


2009-04-11

花見 [etc]

今年は夜桜。
榴ヶ岡公園に行ってきた。


2009-04-13

キーボードだけで複数選択 [tips]

いや、この検索語で適切なページが引っかからなかったのでつい。

Ctrl+カーソルキーでカーソル移動。
Ctrlキーを離してスペースキーで選択のトグル(選択状態のON/OFF)。
が正解。
キモはカーソルキーを押すときには必ず Ctrl キーを押してから、ということ。慌ててしまって Ctrl キーを離した状態でカーソル移動すると激しく後悔することに。

これ、案外知られてないんだよなぁ……。


2009-04-15

幻想探偵 読了 [novel]

この書名で夢幻紳士を思い浮かべなかった私はファン失格でしょうか?

幻想探偵―異形コレクション (光文社文庫)

  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売: 2009-01-08
  • ASIN: 4334745180
  • メディア: 文庫
  • amazon.co.jp詳細へ

さておき、ミステリ畑の人が多めで、異形コレクション的には新鮮だが妙になじみがある構成だった。
西澤保彦や太田忠司には満足。
柄刀一"サイボーグ・アイ"は「ロボットの夜」を思い出させる一本。また読み返したくなってしまう。よかった。
井上雅彦が書いているとおり、少年探偵ものが意外にも少なかった。

竹本健治ののオチがわかりません。誰か教えてください。


2009-04-16

デュエルロード [game]

5月24日(日)イトーヨーカドー仙台泉
運動会の次の日だな。元気があるかどうか(汗)。
他人とデュエルをしたことがない(いつも息子とだけ)けど行ってみるか。

……23日雨だったらいけないんだな。


(追記)
デュエルロードじゃくてデュエルツアーの間違い!!


2009-04-17

昨日のブログペット [徒然]

合っているような合っていないような。

理詰めで考えても新しい記事はかけないのです
http://materia-prima.moe-nifty.com/blog/2009/04/0416blogpet-e96.html

バルガゲイザーで進化 [game]

バルガゲイザーの能力で山札から進化のドラゴンクリーチャーが出た場合。
進化元があればそのまま進化できる。タップ状態は引き継ぐ(はず)。
進化元がなければ、墓地にもバトルゾーンにも行かず、山札に居残る。
バルガゲイザーを進化させた場合、アタック・トリガーはバルガゲイザーに適用されたものとして攻撃続行。ブレイク枚数は進化クリーチャーのものを適用して解決。

http://www27.atwiki.jp/duel_masters/pages/654.html
http://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/etc.html


2009-04-19

マシン性能による [hatena]

終わり。

今vistaとxpを買うならどっちがいいですか?(気にしているのは動作速度とセキュリティ保障、ソフト互換(新しいvistaで今までのword,excelが動作するか否かです)、数年先の将来性)
http://q.hatena.ne.jp/1240079440


2009-04-21

不全世界の創造手(アーキテクト) [novel]

すばらしい。
時としてこういう作品に出会えるから、ヤングアダルトのレーベルを読み続けているような。

不全世界の創造手(アーキテクト) (朝日ノベルズ)

  • 作者: 小川 一水
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
  • 発売: 2008-12-19
  • ASIN: 4022739088
  • メディア: 新書
  • amazon.co.jp詳細へ

うーん。感想とかは後日……書けたらいいなぁ。
すぐに相応しい言葉が思いつかない。それもまた、面白さの一つの証拠。


2009-04-22

天涯の砦 [novel]

一気読みしてしまった。
少人数極限状態閉鎖環境もの。
しかも宇宙。

天涯の砦 (ハヤカワ文庫JA)

  • 作者: 小川 一水
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売: 2009-01-24
  • ASIN: 4150309450
  • メディア: 文庫
  • amazon.co.jp詳細へ

高軌道宇宙ステーションでの大規模な事故。
その衝撃で1つの宇宙船搭乗区画気密が分離し漂流し始める。
そこに事故後の短い時間で大多数が命を落とし、生き残ったのは10名の人間と1匹の犬だけ。
それも、狭い空間内に取り残されたから助かったようなもので、それぞれがバラバラの情況から始まる。
空気ダクトを介しての声だけの連携。
徐々に情況が明らかになる。
活動可能な範囲もそれに応じて広がっていく。
生き残った者の物理的な邂逅。あるいは闘い。


宇宙という舞台描写は細緻を極めている。
舞台となる軌道ステーション(軌 道 複 合 体サテライトコンプレックスと名付けられているが、気にいられてない、という説明あり。いかにもありそう)や月往還船の考証が物語を支えている。
軌道ステーションや、1日1便という頻度の月との定期便。それが十分可能になるだろうな、と想像させる数々の科学技術の描写。
けれどそれはあくまでも舞台に過ぎない。物語は、人物と情況で進行する。あたりまえの話ではあるけれど。


2009-04-24

Answer×Answer2 [game]

36才だけどゲームセンターで遊んでます。
クイズゲーム。


2009-04-27

フレッツ光のCM [徒然]

あー、SMAP を全員映してないのはそういうメリットもあるのかー。


2009-04-28

老ヴォールの惑星 [novel]

「漂った男」はSFかしら。

老ヴォールの惑星 (次世代型作家のリアル・フィクション ハヤカワ文庫 JA (809))

  • 作者: 小川 一水
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売: 2005-08-09
  • ASIN: 4150308098
  • メディア: 文庫
  • amazon.co.jp詳細へ

「漂った男」の最後の急展開は実に面白い。
作中のいくつかの台詞も、朴訥だが味わいがある、といったたぐいのもので好感が持てる。

作品舞台の中で、主人公側の環境にはまったく変化がない。
変化があるのは常にUフォンの向こう側である。それに応じて主人公側にも変化が起きる。
そのように、ていねいにていねいに畳むようにストーリーを構成している。その手腕はさすがだ。

シチュエーションコメディ的な展開っぽくはある。映像化しようとするとどのようになるか想像してみるといい。
しかし、この作品はシチュエーションコメディの、ある意味で対極ではないかと、そんなことをぼんやりと思った。


2009-04-29

第六大陸 1 [novel]

ひとまず。

第六大陸〈1〉 (ハヤカワ文庫JA)

  • 作者: 小川 一水
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売: 2003-06-01
  • ASIN: 415030727X
  • メディア: 文庫
  • amazon.co.jp詳細へ

読んでいて、藤子・F・不二雄の「老雄大いに語る」*1をなぜか思い出した。不吉な予感で終わることを望む。どのあたりで、どのように思い出したかは置いておく。自分でも正しく識別できていないので。

*1 タイトルはうろ覚えである。


2009-04-30

PSP版 Ever17 [game][music]

なに? Ever17のオープニングとエンディングの曲差し替えたのか?
ありえないだろ!? ありえないと思っていたからノーチェックだった−。

もう一曲、今井さんがオープニングとエンディングテーマを担当している、PSP版「Ever17」(発売はサイバーフロント)を含めた「infinity」シリーズの曲を集めたボーカルアルバムがこの夏に発売予定ということで、本作のエンディングテーマ「The Azure」を披露。

イベントも歌も全力投球--声優・今井麻美さん「Day by Day」発売記念イベントレポート - GameSpot Japan

とはいえ今井麻美さんか……。聴いてみなければなるまい。

第六大陸 2 [novel]

あら、案外あっさり。

第六大陸〈2〉 (ハヤカワ文庫JA)

  • 作者: 小川 一水
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売: 2003-08-01
  • ASIN: 4150307350
  • メディア: 文庫
  • amazon.co.jp詳細へ

登場人物にしてみれば"あっさり"で片付けられたらたまったものではないだろう。小説の描写が"あっさり"ということ。
一番大変な時期を、回想っぽく、あっさりと書いている。克明に書こうとすればできるのかもしれないけど、それをやっちゃうと単に読む側がつらくなるだけなので、これでいいと思う。

1巻が地上編なら、こちらは月面編?
でも物語上の重要な局面は、地球を舞台にしている。それが現実なのだろう。
SFなのに"現実なのだろう"という感想は、おかしいようでいて、しかし紛れもなくSFの面白さの一面だと思う。