2007-10-02
■レトロスペクティブならいいのか?
なんのこたぁない。
「ふりかえり」なんて名前では工程として認められないし、「ふりかえり会」なんて名前で会議を開けないのが現実なのですよ!
ということではなかろうか。
だけど、私にはスーツ味がキツすぎて飲み下せませんでした。
404 Blog Not Found:書評 - アジャイルレトロスペクティブズ
この本か。
■カスタマー画像はWebサービスでは取れないのか
上の本の書影はAmazonのサイトでないと見られないから気がついた。
■Vistaで"一つ上のディレクトリ"
アドレスバーで代替えできるようになったから消えたんだろうなぁ。
Windows Vistaのエクスプローラーで、フォルダの「上へ」ボタンを出す方法を教えてください。
http://q.hatena.ne.jp/1191255093
ここに色々と恨み辛(つら)みが……。
この中に書いてある通り、Alt+↑ のショートカットキーが用意されただけでボタンとしては提供されていないらしい。
2007-10-03
■15分間だけ有効な捨てメールアドレス
ということだと思う。多分。
タイトルを一瞬「捨てメアド」にしようかと思ったのだけど、それだときっと後から自分で検索できない(「そういうタイトルをつけるはずがない」と未来の自分は判断するだろうから)なと思い直した。
■Ruby に脆弱性
もう少し言葉を足してくれよ、と思ったり。
……証明書の中の"Common Name"フィールドをチェックしていない(か、あるいはチェックに問題がある?)ということか。
追記
man in the middle 攻撃を見逃す可能性がある、ってことだな。
■盗まれた街
そうかそうか! フィニイならばそういう結末を用意するのか!
1970年台版*1は、観たことがあるので展開や結末を知っている。
1950年台版の結末は、皮肉なことだけどそれが制作側の意図により変更させられたという trivial なメタ情報のおかげでよく知られている。私も知っていた。
でフィニイの小説を読む(嗚呼、再映画化万歳。といっても新しい映画を観に行くことはないだろうけど)。
読んでいる側は展開なんかを判っているわけで、1/3ぐらい読んだあたりでじわじわと主人公を取り巻く状況が明らかになってきてキリキリと締めつけられるような感じに襲われる。それは言い過ぎだとしても、思っていたよりも展開が早くてそのあたりで主人公は"やつら"を見つけている。
逆算してみるとなんか早すぎるような気がした。となると、ここから中だるみするんじゃないかとか考えていたら、全然そんなことなかった。
中盤をちょっと過ぎたところでさっさと街から抜け出してしまうなんていう展開で、え? と思ったがそのあとの主人公たちの行動に驚く。
でも、主人公たちの心理は解る。解ってしまう。
それが怖い。
医者であり、それゆえに科学者でもある主人公はその"いかにも理性の人"的なバックボーンとはうらはらに、行動や感じ方は案外感傷的で、感情的。
フィニイらしい。
今回の新装版にあてて書かれた解説に、
つまり,『盗まれた街』は侵略テーマSFという他のフィニイ作品とはいささか異なる風貌を備えた作品ではありますが、その内部に流れる血は間違いなく暖かなジャック・フィニイならではのものなのです。
とあるが、本当に頷ける。
(それぞれの映画版の)ペシミスティックなアンハッピー・エンディングも魅惑的ではあるし、この展開からハッピーエンドっていうのもちょっと無理があるだろ、と思う。けれど、それでも、フィニイの他の作品に触れたあとならば「そうだよね。フィニイならばこうするよね」と思える、そんなメロウでハッピー(本当か?)なエンディングだった。
この本を読んだのが、他の短編をいくつか読んだあとで本当によかった。
そうでなければ「なんでこんなエンディング?」と思っていただろうなぁ。
*1 映画の話です。
2007-10-04
2007-10-05
■iPod Touch で to-do list を
こういう「代替え方法」って好きじゃない。
「楽しい工夫」ではなくて「不毛な工夫」の様な*1。
でも最後にでてくる end roll が気に入ったので。
追記
今なら断然、Rememther The Milk を proアカウントで使うのがいいんじゃないかと。
■任意の2つの数が互いに素である確率
が\(\frac{6}{\pi^2}\)
になるって?
メモしておいて、気が向いたら考えよう or 調べよう。
任意の2つの数が互いに素である確率が\(\frac{6}{\pi^2}\) となるところから、
lethevert is a programmer - 関数プログラミングのアプローチ (1)
関連(するのか?)
■BLEACH, クロサギ, ARIA
この人が表紙でしたか。
まぁ、そんなに簡単に喰える相手ではないわけだけど。
シンプルな仕掛けを、油断なく、時間を掛けて。というのが際だつな。
サプライズ。
本当にね。
この巻の1話と最後の話の対比がよい。
ブックカバー欲しい。普通に実用品として。
*1 bad know-how という便利な言葉もあるけどあまり使いたくない。
2007-10-06
■精霊の守り人 読了
ファンタジーですよ。ファンタジー。
「ここではないどこかの世界」ですよ。
ふと思って検索してみたら、このblogを書き始めてから「ファンタジー」だと評した作品は、五代ゆうの諸作品とイリヤの空、UFOの夏ぐらいなんですな。
これはどんな年代で読んでもよい本だろう。
口当たりの良さは児童文学らしいが、活き活きと描き出される登場人物たちと『世界』。これがすばらしい。
というわけでこっちも解禁。
藤原カムイを堪能。
2007-10-08
■Amazonの古書って……
マーケットプレイス 1,100円なり
マーケットプレイス 13,068円なり
ISBNの印字があるかないかでこんなに値段が違うのか〜。ってオイ!
同じ本だよな……?
増刷されたときにISBNがついたんだよな?
手許にあるのはISBNがついてないほうなので判らんが……。起きてから読んでみたらわけ判らなんね。
Amazonの古書ってどういうふうにデータ作ったんだろ? (←データが重複しているのではないか? というのが問題でマーケットプレイスの値段は別に関係ない)
■加護女 3
"悪魔っ子する"の回が、あまりにも「まんま」なストーリーだった。
ホラーするよりもアクションする方が楽しく(面白く)なってきたかな。主人公がなんでもありな強さを持っているとホラーは難しいな。
■ストレスフリーの仕事術 GTD
本の存在自体は以前から知っていたが、買うつもりはなかった。
不意に思いもよらない本屋で目にしてしまった。
なら買うか、と思った。
結局、Getting Things Done を薦めるための、日本語で書かれたいい本ってないんだな。
オリジナルは翻訳が駄目すぎるのが痛いし、Lifehack PRESSはどこか違う*1。というか何か足りない感じがする。
多分、Lifehack PRESS → オリジナル翻訳 (→ オリジナル原書) → この本、という順番に読むのがよいのだろう。
それもこの本はある程度実践してみてから。
ひるがえって自分はと言うと、Next Actions List などを更新するのをさぼって1ヶ月半が過ぎ、あぁよくないなぁ、と決心して再び"最初のリスト作り"をやっている最中だった*2。
そんなわけでちょうど興味が出でいたタイミングでもあった。
で、Getting Things Done の考え方の正しさを改めて感じている今日この頃。
「自分の外に構築した信頼がおけるシステム」の存在は大きい。
やりたいな、買いたいなと思ったことは漏らさず書き留めておく。
それはいつかは Next Actions List や Someday/maybe に入るはず。
この「入るはず」という感覚。その確度が安心感の基になる。それが「信頼がおけるシステム」の意味。
p98
アイディアを浮かんだときにはかならず書き留めよう。それは、二度と思いつかないアイディアかもしれないから。
書き留めたところで「これで大丈夫」と思ったら、そのことはすぐに頭から追い出してしまえる。
スッキリする。
その感覚がどれほど貴重なことか。
p58
頭の中に預けっぱなしになっている、やりかけの仕事の数々はにっちもさっちもいかない状態で頭の中をぐるぐると永遠にまわりはじめる。
それを放っておくと……
p61
頭の中をいっぱいにしておくことによって、自分があたかも頭脳明晰で、仕事をたくさんやっているような気になることができるのだ。
となる。手厳しい。
p37
あなたが全体を見渡せば見渡すほど、目の前のことに集中できるようになる。そして目の前のことに集中すれば集中するほど、物事の本質が見えてきて、全体を見渡す力が増していくのだ。
p44
そうすれば、日々の生活の中で自分の決断に自信が持てるようになります。
なぜ、こういうことを人は受け入れないのだろう? 今までと同じやりかたにしがみついてしまうのだろう?
p64
仕事でも生活でも、私たちはみな、失敗するのではないかとか、うまくできないのではないかと思っていると、無意識に新しいものや良いものを遠ざけてしまう。
「成功するか判らない新しいこと」よりも「失敗する可能性が高い今までのやりかた」の方を選んでしまうのだな。
にも似たような「人は以前と同じやりかたで失敗することでストレスを減らそうとする」という旨の記述があったと思う(手許にないので引用できないが)。
(追記)p118「人の脳はストレスを感じると、すでに知っている方法によってそこから逃れようとする (略)うまくいかないことが起こると、同じことを"より一生懸命"繰り返す。それで解決することもあるでしょうが、まったく違うアプローチが必要なことも少なくない」
多分、これは真実だ。
特に会社の中にあっては「成功するか失敗するか見込みがつかないもの」よりも「どのぐらい失敗するか予想がつくもの」の方が好まれるように思う。そしてもちろん、失敗する。
こういうやりかたをしたらどうかな、と提案しても賛同してもらえないことがある。
プレゼンの仕方が悪い、話し方が悪い、適切に伝えられていない。
そんな風に考えて縮こまっている自分を感じることがあった。
でも今は、それがうまくいくものであっても「新しい」というだけで受け入れない人がいると感じている。
そういう人を相手にするためにはどうすればいいかとかもつらつら考えてはいるけど答えはでない。
もしかしたら、答えはないのかも。ストレスからの悪影響を回避するために人が作り出したシステムだとしたら……。
さて。
もしこのエントリを読んでくれた人がいたとしましょう(あなたのことです)。
読んでみて、何か思いついたこと、気になったことがありましたか?
それを書き留めましたか?
それを頭の中に入れたままでここを読んでいるとしたら――1秒後には忘れてしまっているかもしれませんよ。
(という締めの言葉を本を読んでいて思いついた瞬間、すぐにメモをした。今、そのメモを見ながら書いていることは言うまでもない)
2007-10-10
■Google Reader の未読の合計が
1000+ という表記になっていた。
もうそこまでいったら real な数字を出しちゃってもいいよ、と思った。
追記
英語的には true のほうが正しいかしら。
2007-10-11
■NetWareの復活
仮想可技術の賜物か。本当にNetWareを使っているところには福音かも。
ついにキタ!! NetWareをSUSE Linuxで - Novell Open Enterprise Server 2 | エンタープライズ | マイナビニュース
私もちょっと感慨あり。
■-10 を -3 で割った余りは?
10を-3で割った余りは?
(略)
System.out.println(10 % (-3)); System.out.println(Math.IEEEremainder(10, -3));2007-10-11 - きしだのはてな
そこまでいったのならついでに、-10 を割ってみたら?
System.out.println((-10) % (-3)); System.out.println(Math.IEEEremainder((-10), -3));}
はい。
-1 -1.0
になります。
参考
2007-10-12
■"スケジュール"に人の割り当てを書かなければならないのか
p149
プロジェクト・スケジュールは最低限、各スケジュール・アクティビティの計画開始日と計画終了日を含む資源計画を初期段階で行った場合でも、資源の割り当てを確認し、予定開始日と終了日が確定するまで、プロジェクト・スケジュールは暫定版のままである。
つまり、「誰を割り当てるか(割り当てられるか)」よりも、「いつから始められるか」「いつまでに終わらなければならないか」の方が大事。
この時点で、「アクティビティに割ける人がいない」という事実が判っていても、それは資源計画のインプットになりこそすれここで解決するべき問題ではない、ということ。
ふむふむ。
■サマー/タイム/トラベラー の浴衣の柄
今日本屋さんのPOPで知ったこと。
追記
この機会に本屋に並ぶようになった(わけではなくて、本当のところは今まで気がついていなかっただけなのだろうけど)のでつい購入。
2007-10-13
2007-10-14
■プリキュアのエンディング
数ヶ月ぶりで見たらエンディングが変わっていた。
いいんじゃないでしょうか。
2007-10-16
■国立国会図書館がポータルを開始した(らしい)
国内の出版物が集まる国立国会図書館がポータル的サービスを開始した模様。
を読んで早速申し込みをしたのだけど……混んでいるので登録できませーん、と言われてしまいました(もちろんこんな語調ではない)。
APIなどまだ公開に向けて準備中なのが残念。
(追記)
家から登録確認URLを開いたら「登録済みです」と言われた。少しくやしい。
まだ色々と不完全な様子。
というか、これって、「図書館の図書館」と言われるだけあって、図書館の司書さんの方を向いたサービス?
■ウラノスの災い
あ、ウラノスを一発で変換しないぞ。
特に来場者の関心を呼んだのが「優れたパロディは見過ごされない」とした3点目の仮説。ギリシャ神話になぞらえて「※ウラノスの災い」と名づけられたこの仮説では、現代における実例として「ドラえもん最終回騒動」「ワラッテモイイトモ」(類似名のテレビ番組映像を利用したサンプリング作品。
著作権保護期間の延長は「毒入りケーキ」か:ニュース - CNET Japan
■樹
あー。中身を見ていないうちから言うのもアンフェアだけど、そんな牧歌的な関係だったのかな? とちょっと懐疑的。
ときに威風堂々と、ときに素朴に平凡な姿で、ただ静かにこの世の人々の生業を見守る大いなる木の精霊たち。日本人と木との暮し、カミ観念や信仰心を綴る。
オンライン書店ビーケーワン:古木の物語 巨樹信仰と日本人の暮し
2007-10-17
■ザ・ファシリテーター 2
ふと気がついたのだけど、ここに何も残しておいていなかった。
読んでから時間が経ったのでメモとして残しておいたものぐらいで、記憶が薄い。
まずは、前巻(ザ・ファシリテーター(森 時彦))と比べてみると、物語の舞台が増えているという点が違う。
規模や課題、ドメインが違う2つ(正確には3つ)の組織の話になっている。おかげで全体的に、ファシリテーションに使えるメソッドのカタログ的な雰囲気が漂う。
あるいは、読み物風カタログと割り切って読んでしまうということを、"一つの読み方"として選択してもいいと思う。
印象強いのは、
p118
「こういう状況に陥っている時、ファシリーションは有効なのでないかと思います。人の脳はストレスをかんじると、すでに知っている方法によってそこから逃れようとする、という話をしました。うまくいかないことが起こると、同じことを、"より一生懸命"繰り返す。それで解決することもあるでしょうが、まったく違うアプローチが必要なことも少なくない。プロセス、つまりやり方に関心を払ってみましょう、というのが私の言いたいことです」
■セキュリティは最弱点問題である - 千葉県職員個人情報流出
系が「社員の家族」まで広がってしまうと、どこが最弱点なのか企業側ではもう把握できなくなる、と捉えるべきか。
当時、自宅PCにShareはインストールされていなかったが、その後、社員の家族がShareを使用し、ウイルスに感染したため
千葉県職員15,000人の個人情報が「Share」で流出、業務委託先から
開発者じゃなくて業務委託先だというところが罪が重いな。
アプリ開発者向けの「本番データに近い構成比だが完全にダミー」なテストデータをいかに用意するか? っていう問題への解決がこれから商品になるんじゃないかとか思ったりもするけど、今回はなぁ……。
2007-10-18
■二重サッシ
今年になって北側ベランダの窓を二重サッシにした。
起きてみると南側のベランダが結露していた。
北側は全然大丈夫。
よし。お金を出した甲斐があるというもの。
東北ぐらいに半端に寒いと二重サッシの良さをプレゼンするのって難しい。
確かにあればいいかもしれないけど無くても良いよね? という話になってしまう。
4年間札幌で暮らしてその良さは身にしみて判ってはいるけど人に、伝えるのは大変……。
ま、せめて自分のところぐらいはね。
■わたしは殺人を計画している
わたしは殺人を計画している…。奇妙な書き出しで始まる手紙の送り主は、殺人の顚末を手記にするから出版しないかと、業績不振に悩む出版社社長にもちかける。だが、それは周到に仕組まれた罠だった。
オンライン書店ビーケーワン:愛する者に死を HAYAKAWA POCKET MYSTERY BOOKS 1805
あ、面白そう。
2007-10-19
■ポジティブ思考
良いタイミングでいい質問。
全てにおいてマイナス思考なので、プラス思考かつポジティブな人間になりたいと思っています。何か良いアイディアはないでしょうか?http://q.hatena.ne.jp/1192695541
p39
そうはいっても、単にプラス思考をすれば良いというわけではありません。
掃除が十分にできないことで「主婦として失格だ」と考えて自分を責めているAさんに、何の根拠もなく「少々汚しても目立たないので、かえって楽でいい」とプラスに考えるようにすすめても、「そんなこと考えられない」と言われてしまうでしょう。認知療法は、マイナス思考をプラス思考に返るのが目的ではありません。
問題解決に役立つような現実的で柔軟な考え方ができるようになるのが目的です。
なるほど。と思った。
マイナス思考の元になっている、「自動思考」「スキーマ」を自分で見つけ出すことが認知療法の一歩で、そのための手助けになる本。
もう一冊ぐらい認知療法の本を読んでみるつもり。
■「破産する」というのは能力である
権利、といった方がいいのかな。
「破産能力」という言葉が気になった(あ、法律関係ではあたりまえなのかしらん)。
地方自治体には破産能力がない。だからどんなに赤字があっても潰れることが出来ない。
オンライン書店ビーケーワン:赤字で町はつぶれない 頑張ろう地域社会
■中国でGoogleのトラフィックがハイジャックされる
a service that Google either refuses to or cant compete with.
Baidu Hijacking Google Traffic In China
URL欄に blogsearch.google.com を入れているのに出ている画面は百度。
画面写真だけで本文読んでいないけど、Google のIPアドレスとかをリストにして抵抗している人たちが存在するのだろうな。
ところで、これ、こりゃひでぇ、で終わっていい問題でも無いような。
この事例はあからさますぎてすぐに判るけど、中国政府(?)が Googleのサイトへのアクセスに Man-In-The-Middle 攻撃をしかけて、アクティビティを採取する様にしていたら。
そのことに誰かが気がつくまでどのぐらいの時間が必要なのだろう……?
2007-10-20
■残酷な方程式 読了
古いSFが復刻(増刷)されていてよいですねぇ。
「古き良きSF」
まさにそんな感じ。どこかで読んだような話もままあるが、それは自分が接した順番が逆なだけのこと。
このテーマをこの短さに(短編集なのだ)凝縮するか! などとも感じたが、それもまたかつてはこの短さに凝縮して構わなかったってことなのだな。その辺りが新鮮。
つまり今このテーマで書くならもっとひねらなきゃ、ということ。
それとは別に。
「石化世界」という短編が特に気に入った。
大抵の人が必ず考えるだろう「世界には自分(と認識しているところの何か)だけが存在していて他者はすべて非存在なのではなかろうか?」という感覚。
そのテーマの親戚ともいえる、あるテーマを(一応ネタバレしないようにそのものではなくて近いものを書いてみました)完全にストレートに書いている。
ここで言うストレートというのは「オチがない」。
オチがないことを赦せるくらい、その描写力や言葉の力に酔った。
王道ではないのだろうけど、それもまたいいよねぇ。
2007-10-21
■遠い町・ウクバール
というエピソードがウルトラマンガイアに出てくる。
幻想譚である。最後にガイアが出現する方が「無理がある」と感じるほどの。
ウクバールは仮想の古代文明の名前である。
というのはもちろん、ウルトラマンガイアの劇中の記述でもあるし、そしてこの世界でも同様。
ボルヘスの「伝記集」の一編に「トレーン、ウクバール、オルビス・テルティウス」というのがあるらしい(未読なので「らしい」)。
この一編がまた凝っていて、あらすじはwikipdediaに譲るとしても、すごく興味をそそられる。
読んでみたい。
ところでこのあらすじを見るとウルトラマンガイアのエピソードもまた、ボルヘスを下敷きにしているであろうことは想像に難くないが、そのような記述を見たことがない(様な気がする)。
今回これを繋いでくれたのは、新城カズマの「サマー/タイム/トラベラー」である。1の30ページ。
「遠い町・ウクバール」を見逃せない! このタイトルというコーナーで紹介していたのは、
だった。
2007-10-22
■なぜ書いた人の名前が著者名データに入っていないのか?
匿名社会の恐怖、拡大するネット犯罪…。インターネットの急速な普及に、人はどう向き合うべきか。ネット社会に警鐘を鳴らした、毎日新聞好評連載「ネット君臨」の書籍化。
オンライン書店 boople.com: 本: ネット君臨/毎日新聞社
おかしい。それならば著者名がなぜ「毎日新聞社」なのか。それは「匿名」ではないのかい?
「会社に護られた匿名性」の中で書かれた記事を、一体誰が、本気になって読む?*1
■「書いたことに責任を持つ」というのは?
ここから別の話。
とりわけネットでは「書いたことに責任を持つ」言葉を目にする様な気がする*2。
例えばはてなブックマークのコメント欄への批判とか。
大抵「責任を持つ」ってどういう意味? と考えると「ちゃんと話し相手になってくれ」の別の言い回しであろう、と感じる。
さて、ある出版物の内容に問題があったとしよう。
刑事訴訟、民事訴訟にまで発展したら話は簡単になる。
書いたことにより生じた他の責任があるのかないのか、あるとしたらそれはどれほどのものか、を裁判で決着をつけるわけだから。
その問題が訴訟までいたらず、警告文や、問い合わせと返答、あたりで済んだとしたら。
そして確かに出版物の内容に問題があったとして、それを「書いたことへの責任」はどう取られるのか。
経営陣の謝罪。関係者、上司、経営陣の減給、罷免などなど。
そんなもんじゃないか?
その程度の"謝罪"や"労働報酬の減額"で「書いたことへの責任」は果たせる、ということか。
話を戻すと、はてなブックマークのコメント欄への批判にでてくる場合は、ほとんど「謝れ」で済むことを「書いたことへの責任を取れ」と言っていると思う。
ということで、「書いたことへの責任を取れ」なんて言葉を見かけたら、「謝れ」と言い換えて大意が通るか考えてみればいいんじゃないか?
■アルゴリズムとシードで情報を伝える
情報系の多くの人が気づいていると思うけれど、疑似乱数生成のアルゴリズムが公開されていれば、種を伝えるだけで歌詞を伝えることができる。
著作権という法律に対する新たな挑戦の兆しがかいま見られる(2割冗談)。
2007-10-21 - 結城浩のはてな日記
円周率版のエイプリルフールネタがあったなぁ、と思い出した。
- 円周率は「誰か」の著作物である
- その「誰か」の死は確認されていない
- 死が確認されていない以上、円周率に関する著作権は切れていない
- もちろん「正当な引用」は認められているので数学や工学上使用することは特に問題はない
- 円周率を印刷しただけの本などは著作権法に抵触するかもしれないが「誰か」が告発することはなさそうだ
- 円周率を文字の形に変換して表れる文、節、バイナリデータもまたすべて「誰か」の著作物
なんてね。
円周率をデータ列と見なすための方式は「著作物」じゃないよなぁ。
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■神様のパズル 読了
面白かった。一気に読んだ。まだ評価はできない。それは、いつか、また読んだ時に。
巻末の解説以上にこの作品について書く必要はないような。とても素敵にまとめられた解説だと思った。
一応書いておくと、「宇宙を作ることはできるのか? できるとしたらどうやって?」というのがテーマ。
スーパードライな16才の天才少女と、平均的読者より少し劣るワトスン役の「僕」。
天才少女が世に出した論理を基に作られる実験施設、接した2つの円形加速器「むげん」(形が∞なのね)と、その近くの田んぼで行われる稲作。
コンピュータネットワーク上で実行される宇宙開闢のシミュレーションと、就職や卒論、ゼミに奔走する「僕」。
そんな話。
解説には、
こういう小説をもっと読んでみたいという人なら、グレッグ・イーガンの『万物理論』やスティーヴン・バクスターの『時間的無限大』など、宇宙論SFの大海に漕ぎ出すのも良いだろう。
とある。確かにTOEを扱っている以上『万物理論』もよいけど、ここはやっぱり『順列都市』でしょう!
2007-10-23
■仕様が柔らかい
「仕様が固まった」「要件が固まった」という言い方はするけど、「仕様が柔らかい」「要件が柔らかい」って言うかしらん。
今日 Web で見かけた表現だけど、あまり言わないよなぁ、と思った。
■"消えた初音ミク"は漠然とした不信感に実体・実例を与えた
なるほど。確かに。と思った。
今回の騒動で、ユーザーが漠然と抱いていた不信感に、「初音ミク」という分かりやすいアイコンを介して「やっぱり」という心情的な根拠を与えてしまった面がある。ネットで話題のキャラクターの画像が、大手2社の検索で同時にヒットしないという光景は、ネットユーザーの目の前で、誰でも分かる形で起きた“事件の現場”だ。
「意図的削除はしていない」が…… 謎深まる“消えた初音ミク”問題 - ITmedia News
■昨日テレビをなにげなくみていて
昨日テレビをなにげなくみていて、
北海道大学の先生でも解けない方程式ぐらい難しい
という表現が飛び出てきた。
聞き違い? とも思ったが。
まずなぜに北海道大学?
あと、明らかに解けるのは4次以下の方程式で、5次以上では特定の形をしていないと(代数的手段では)解けないし。
つまり、どうがんばっても解くことができない方程式の方が圧倒的多数なわけで、比喩として成立しないのではないか、と。
関連
2007-10-24
■ポオ詩集 改版
むむ。改版はいいけど、仮名遣いとか漢字*1とかまで直されているのか。本屋に行って確かめてなければ。
書名が「ポオ詩集」から「ポー詩集」に改められているのがちょっとイヤな予感。
ま、買うでしょう。
(追記)
書名の件は勘違い。
手許にあった平成五年一月十日 四十五刷も書名は「ポー詩集」だった。
仮名遣いと、漢字の字形*2は改められている。
字が大きくなっている。でも前の版でやたら大きかった上下余白もなくなっているので、ページは増えていない。
やはり、古い活字での印刷に比べると――写植(=写真植字)じゃないんだよ! 前の版は*3――読みやすい。
あぁ、つい読んでしまうなぁ
大鴉はいらえた、「またとない。」
だよね! やっぱり!
追記 2008/02/25
実家に置きっぱなしなので忘れてた。表記が「ポオ」なのは、
だった。
■へんな立体 でも作れる
書影がないとつまらないな。(追記 書いた日にはまだ書影が無かったのだ)
“へん”だけど作れる。誰もが驚く、超不思議な立体の数々。高等数学を駆使して編み出した「だまし絵」を紹介する。すべての作品の展開図を掲載。見て驚き作って楽しい本。
オンライン書店 boople.com: 本: へんな立体/杉原厚吉
の方で見てください。
"造形不可能な絵"と"だまし絵(トロンプ・ルイユ)"は違うと思うけど……、どっちなのかな。表紙を見る限り前者の様だが。
"造形不可能な絵"をどうやって作るかというと、"この方向から片目で見てください"とやるとそう見える、っていうことだと思う(そういうものなら見たことがある)。
■Excelシートの左のカラムに振ってあるNo. それ必要?
Excelで資料を作る。
上司に見せる。
「これでOKだけど左にナンバー振っておいて」
はいはい、そうですね。その資料を会議で配ったりした時に「何番」って言えるからね。
でもこの資料って、一回作ってそれっきりなんでしたっけ。
これから改版していくんでしたっけ?
RDBMS のプライマリキーとして、IDという名前で自動採番の数値型を使ったりする。
こいつの利点はそのリレーション(レコードと言った方が通りがいいだろうけど)が「意味するもの」に関わりなく――あるいは「意味するもの」の変化に関わりなく普遍であるということだ。
実装として整数カラムの性能がよかったりするとか、全部のリレーションがIDを持っていればリレーションシップもまたIDだけでできるとか、そんなのもあるがここでは置いておこう。
Excelで作ったシートにその場のいきおいでナンバーを振ることが、往々にしてその後の仕事の効率を悪くしているのではないか、とちょっと疑っている。
改版したときに、削除した部分の「ナンバーが抜け落ちる」こと、追加した部分に「謎の大きなナンバーが出現する」ことを気持ち悪いと考えるか。
どういう意味を持つかと考えずにナンバーを振りたがる人ほど、上の様な状況を気持ち悪いと思うのではないか。
ナンバーが抜け落ちたことは「何かが削除された」ことを示しているし、謎の大きなナンバーが出現したことは「それが追加された」ことを示している。意味がある。
意味があるのに、気持ち悪いというそんな理由で採番し直す。
そして、一つ前の版と見比べた時に何がどう変わったのかが判らないということになる。
もちろん「ナンバーを振らない」ことを選択しても同じなわけだけど。まぁ、なまじナンバーがあるよりも「全部見比べないと同じかどうか判らない」ことが即座に判断できる、という苦しすぎるメリットはあるのか(半分冗談)。
ただ上で考えた様に、「改版したときにナンバーを整理してしまう」ぐらいならナンバーなんて要らない、と私は考える。
さてさて。ISO9000シリーズの様な標準ではどうなってるんだろう? とか思うけど……、あとで誰かに聞いてみようっと。
■Symantec製品 オールマイティアンインストーラー
Noton Systemworks がアンインストールできなくて困った困った。
おそらく新しい Anti Virus との兼ね合いだろうし、危なそうと思いつつも使っていたので仕方がない。
で、
Norton 製品の大部分をきれいにアンインストールしてくれるツールを提供していることを知った。
エラー: 「The MSI must be launched through setup」 (Norton 製品インストール中)
助かった。
で、実行する途中に CAPTCHA が表れる。
あぁそうね、根こそぎアンインストールするツールだもんね、と納得。
セキュリティ製品の会社だなぁ、と。
2007-10-25
■ハーレクインってどんな意味?
イギリスで発達した道化芝居やパントマイム。
ハーレクィンとコロンバインの駆け落ち劇。
追いかけるパンタルーンと、その従者にして道化(クラウン)。
彼らが主要人物として展開する物語。
それがハーレクィネード(今のハーレクインに近いのは多分これ)。
ハーレクィンのフランス名がアルルカン。
コロンバインの別名がコロンビーナ。同じくパンタルーンがパンタローネ。
だそうで。
追記
の系譜図がよい。
2007-10-26
■A4一枚仕事術
常々、「A4一枚資料を基本にするには」を考えている人間なので、こういう本が出るのなら読んでみたい。
が、「他人から言葉で教えられたことは身につかない」(by 漫画「バーテンダー」)とも思うのでちょっと迷うな。
■仮想世界の Google Maps ってどうだろう
Google Norrath とか Google Vana'diel とか Google Britannia とか。
私には興味がないところではあるが、Google Maps で「自分の家」見つけた/見えねーみたいな experience。
2007-10-27
■絵本のしくみ
ほうほう。
絵本を絵本として成り立たせている表現様式をひとつひとつ解明し、絵本の持つ要素とその機能から、絵本は何をいかに物語るかを、数多くの絵本を例にして具体的に描き出す。
オンライン書店ビーケーワン:絵本のしくみを考える
2007-10-28
■歩数計で記録して仮想ウォーキング
歩数計を持っています。
時計を内蔵していて毎日(正確には過去7日)の歩数やらを記録してくれます。
それだけではもったいない。
せっかくなので記録から仮想ウォーキングをしてみようじゃないか、と。
日本の中で探してみたけれど、いまいちコースが面白くない。
じゃあ、海外だ。
海外の景色を楽しむのだ。
ということで探したのが、
ここ。(追記:今はもう無いです)
操作とか、難しいところはないです。
トップ画面で"Join now"のボタンを押しましょう。
登録画面はこんな感じ。
- メールアドレス
- メールアドレス確認
- 名前
- 苗字 (ニックネームは後からつけます。通信が暗号化されていないので、ここはでたらめなものの方がいいんじゃないでしょうか)
- パスワードリマインダの質問
- パスワードリマインダの答え (ここも、パスワードを忘れないという前提ででたらめにしてもいいでしょう)
- 住んでいる場所 (Japan があります)
- どこでこのサイトを知ったか (お好きにどうぞ)
- 性別 (Female が女性、Male が男性ですよ)
- 生まれた年 (これが何かに使われるか判りません。1〜2才さばをよんでおいてもいいでしょう)
- 利用規約/使用許諾を確認したかのチェック
で"Register"を押せば登録完了。
次に歩幅を聞かれます。あらかじめ測っておいた方がいいかも。
面倒なら、ウォーキングだと身長×0.45、通常歩行だと身長×0.37が平均だそうです。
初期パスワードが出ていますが(この記事を書いている時点では)これを使うことはないです。すぐにログインした状態に移ります。
そこで、まずはさっそく"My Accont"タブでパスワードなどを設定しましょう。
"Password", "Password again" にちゃんとパスワードを入力するべきです。メールでも初期パスワードが配信されていたりしますし。
"Screen name"という欄にニックネームを入れられます。
"Save changes"で保存しましょう。
"My Walks"タブで歩くルートを決めます。
最初は"選択してないよ!"という趣旨の画面がでてきます。一番下の"Start one now"のリンクから設定しましょう。
英語ですし、地名も判りませんね……。
とりあえず"walk"の欄の、それぞれのコースの名前をクリックしてみてください。すると説明書き(これも英語ですけど)や、"Visit website"という言葉で公式サイトへのリンクが出て来ます(が、リンク先が無かったり……)。
1000km 以下のコースは、有名なトラッキングコースみたいです。
Cape Reinga to Bluff はニュージーランド縦断です。(こんな行程です)
The Pacific Crest Trail はアメリカの太平洋側を縦断するらしいです。(こんな行程です)
コースを決めたら(コースを決める前でもいいんですけど)、"Wellcome"タブから歩いた記録を取っていきます。
ここで入力しようとすると、日付がずれていることに気がつきます。
一日の終わりに入力しようとすると日本と日付が異なるせいでしょう(でもどこに住んでいるのか入力してるんだから……とか思いますが)。
論理的には午後3:00前に開けば日付が一致するわけで、本当にそうなるか確認してもいいんですが、正直面倒なので"一日ずらして入力する"と私はそう決めました*1。
入力は距離と歩数から選びます。
さっきコースを決定していれば"My Walks"タブで進行具合を確認できます。
灯台の画像がでてきています。進めていくとこの写真が変わっていくんでしょう。きっと。
"My Group"タブでグループを作ることができるようなんですが、通信が基本暗号化されていないですし、知人にサイトを勧めて一緒にやろうと言う気もないので何もしてません。
なのでどんなことが出来るのか判りませんし、永遠に知らないままでしょう。
"Sign-out"ボタンを押してログアウトします。
しばらく待つとログオン画面がでてきますのでパスワードに間違いが無いか確認しておきましょう。
共用パソコンを使っているなら、"Do not remember my user name for future sign-ins"にチェックしてメールアドレスを保存しないようにしましょうね。
最後に。
アカウント削除については、Privacy Policyに、"email 以外では受け付けませんよ"と書いてあります。
私も使用許諾に全文目を通したわけでもないので、ご利用は自身の判断で、ということで……。
追記 08/04/08
先長い……。ちゃんとウォーキングしないとな……。
■自分のアクセスポイントがPlaceEngineに登録されていないか確認する方法
ちょっと、面倒。
どういうサービスなのかもよく知らないので、もっと楽な方法が出てくることを期待&ちょっと調べてみたいところ。
高木浩光@自宅の日記 - 自分の無線LANがPlaceEngineに登録されていないか確認する方法, 無線LANのステルス機能ではPlaceEngineに登録されるのを阻止でき..
*1 無理に一日戻して"日本での今日"で入力しよとすると、"登録する前のデータは入れられないよ"と怒られるし。
2007-10-29
■アイデアをまとめるための図法あれこれ
絶対に百式の人が取り上げていそうだけど書く。なぜってここは自分の備忘録でもあるのだから。
アイデアを図でまとめる方法があれこれあるけれど、ここにはそれが集まっている。
Register しなくても、トップ画面からサンプルを見ることはできる。保存できないだけで、自分で触ってみることもできる。
日本語の入力ができないが、Registerすれば何かオプションがあったりするかもしれない。不明。
Lotus blossom → 階層限定版マンダラートって感じ。マンダラートの"俯瞰できない"という欠点を階層を少なくすることで解消した、とも言える。バリバリ3Dでマンダラートが書けたらスゴイかも、とかちょっと思った。
(気が向いたら追記していこう)
■Firefox のテーマ iFox の最新バージョンで GoogleToolbar に隙間ができる件
https://addons.mozilla.org/en-US/firefox/discussions/comments.php?DiscussionID=2717
の要領で userChrome.css を作成したらマシになった。
まだちょっと妙な部分があるけど。
この辺のカストマイズをするのに便利な extension があるのだろうけど、入れてないしなぁ。
■しおんの王
うっ、と唸ってしまうコマがいくつもある。
ゆっくりしっかり物語は進んでいるのだけど、「事件」についてはその片鱗すら姿を顕さずに中央にしっかりと存在している。
もしかして、マクガフィンなのか? とかいう疑いさえ出てくるけど、そうでもないらしいと最後のコマを見てやっぱり唸る。
■Until Death do us Part
こっちは急展開。
主人公の強さ、主人公側の組織力の強さは変わらず。
敵はだんだん強くなっているし、「侮れない敵」らしき人もちらほらとでてきているが。
この漫画が面白くなっていくのは、敵が強くなったり戦いが激しくなったりする部分に依っているのではなくて、状況が変化し複雑化していくところに依るのだな、と感じた。
ところで、刑事さん、あなた荒事に慣れすぎでコワいよ。
■WordPress のカテゴリー表示
直接の回答じゃないのでコメントでとも思ったけど、自分で書いたことをトラッキングできなくなるからトラックバックで。
wordpressのカテゴリと概要の一覧を表示したいのですが、
wp_list_categoriesだとカテゴリの概要はaタグのtitle属性の値に設定されてしまいます。
MovableTypeのMTCategoriesの様にカテゴリをループさせる方法はないでしょうか?
http://q.hatena.ne.jp/1193648648
- カテゴリの概要をtitle属性に出したくなければ、use_desc_for_title=0 のパラメータをセットすればよい。
- カテゴリ表示を変えるのであれば、ループして取得するロジックを追加するのではなくて、カテゴリ表示を引き受けている classes.php の Walker_Category に手を入れるのが正着なんじゃないかなぁ。どうかなぁ。
2007-10-30
■メモリカードが壊れて画像が読み出せないときの対処 in English
ツールがこれ。
Windows版もあるが、Cygwinを使うコンソールアプリ。
Easy Flash Drive Data Recovery with PhotoRec - kentbrewster.com
に手順が書いてあるけど英語。
via
2007-10-31
■Sambaで"遅延書き込みデータの紛失"
に悩まされていたのだけど、
を読んで、Sambaの設定(Webmin を使いました。各ファイル共有、およびファイル共有デフォルトの"その他のオプション"にある"oplocksを使用しますか?"にいいえを指定します)をして状況が良くなった。
よかった。
追記
でもまだまだおかしい。
現在は ping が通らないところまで陥るので、以前とは違う状況ではある。なので、上の設定は効果があったと考えるのが妥当だけど……。
さて、一体何を調べればいいか。
追記
LANカード変えたら問題なくなりました。
Sambaで"遅延書き込みデータの紛失"がでていて、上記の設定をして問題なくなった人、いましたらコメント欲しいです。
よろしくお願いします。
■コメントSPAM、トラックバックSPAM フィルターのテストって?
コメントSPAMよけの正規表現がお馬鹿らしくて自分でコメントできない罠。
ちゃんと見直しをしないといけないな。
それはさておき、コメントSPAM/トラックバックSPAM を蓄積して、それらを実際に投稿してフィルターが正常動作するかのテストって、自動化しておかないといけないんじゃないか。
難しいのは、今回自分がはまった様な「普通のコメントなんだけどフィルターに引っかかってしまう」のに対するテストだなぁ。
先の、コメントSPAM/トラックバックSPAM テストサービスって実在したりするだろうか……?
■こわい
つ……つまんねー。(元記事を読んでから言うべきなのかもしれないが、この結果を見るとそんな気がなくなるなぁ)
あたりがいいでしょう。英語だけどね。
左側がランキングになってますよ(今日の時点では)。
(追記)
移動してました。