過去の日記

2007-08-18

[hatena]

……回答できないや(閾値のせいで拒否されている)。

占いで、生年月日・氏名・生まれ時間の他に『生まれた土地』を聞かれるものがありますが、日本国内の中で、生まれた土地によってそんなに運勢が変わるものでしょうか?
http://q.hatena.ne.jp/1187270079

雑誌に載っているような星座占いでも、今月からナントカの星に入り・・・などと書かれていますよね。

個人のホロスコープを作るには生まれた細かな土地の情報が必要で、姓名や生年月日が一緒でも、北海道生まれと沖縄生まれという生まれた土地の座標に違いのある人間は運勢が変わって来るということですね?
http://q.hatena.ne.jp/1187270079#a748959-replytitle-content

「雑誌に載っているような星座占い」で"○○座の人"という言い方をするけどあそこに○月○日〜△月△日生まれの人と書いてある。
あれは太陽宮。
生まれた時に、太陽の方角にどの星座があるか? ということ(見えているか、ではない)。
この時恒星天と太陽はほぼ同じ様に動く*1ので、生まれた時間や土地によって変わることはなく、誕生日だけでいい。


陰陽師は式神を使わない (集英社スーパーダッシュ文庫)

  • 作者: 藤原 京
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売: 2006-01-25
  • ASIN: 4086302772
  • メディア: 文庫
  • amazon.co.jp詳細へ

p192〜
「あのね。僕の誕生日は七月二十一日なんで、普通に誕生日であてはめる太陽宮なら蟹座なんだけど、上昇宮は天秤座にあたるんだよね。そんでね、西洋占星術では上昇宮で占うのが本当なんだってさ。だからつまりね、雑誌に載っている星座占いは、僕の場合、蟹座じゃなくて天秤座の欄を読まなきゃ意味がないってことなわけ」
(略)(略)(略)
「(略)よって太陽宮は誕生日で決まっちゃうんだ。ところが上昇宮は、出生時刻に東の地平線を昇って見えてくる星座が当てはめられるわけ。(略)」

と書いてあるのだけど、つまり西洋占星術では上昇宮を大きなファクタとして見る。
生まれた時、生まれた場所のその空で、東の方角から"今昇って見えてくる星座"が上昇宮。
これは出生日と出生時刻と出生場所まで判らないと出てこない。
ただし、"日本人ならばほとんど日本で生まれたであろう"という予測から、日本人に対しては出生場所は正確でなくてもまぁなんとかなる。だから出生日と出生時刻でだいたい大丈夫だろう、となるわけだ。
現時点で開かれている回答に、この"日本人ならばほとんど日本で生まれたであろう"という前提が遠回しに書かれてるので、あえてトラックバック。


10年以上前にゲームセンターに置いてある占いをやった時に出生地を訊いてきて(タッチパネルで指定する)、それを見た時に「あ、これはなんか少しまともっぽい」と思ったりした。
あ、この"まとも"ってのは正統の西洋占星術っぽい、という意味ね。

占いを信じる/信じない [徒然]

普段、

占いを信じるか信じないか

という話にはよくなるけど、占いを信じる人はその先に、

占いを信じた上で、具体的に占いに依って行動するかしないか

という選択肢が待っていると思う。

そしてさらにその先に、

周りもみてその上で行動するかしないか

という選択肢が待っている。
仕事をするにしても自分一人に完結するなんてない。
自分の"仕事運"が良くて、今日重要な商談に臨む人の"仕事運"が悪かった時に"自分の仕事運が良い"という占いを真に信じているならば、当然その人をフォローしようとするよね?
という話だ。
"占いを信じている"と称する人に、こういう話しをしたらどういう反応が返ってくるだろうか。


あぁ、そうそう。
"占いを信じている"人ならば、血液型占いとか動物占いとかああいうは性格判断であって占いじゃないよね、と主張するはずだ。
性格判断は確かに"占いの一部"ではあるけど"占い"そのものではないだろう。
"占いを信じている"人ならば、そこのところの誤用/乱用を"ゆるせない"と思うのではないかな? っていうか当然そう思うよね?

エル・カザド 1 [anime]

テレビアニメ『エル・カザド』DVD 1 (初回限定盤)

  • 監督: 真下耕一
  • 出演: 金巻兼一,菊地洋子
  • 出版社/メーカー: Viictor Entertainment,Inc.(V)(D)
  • ASIN: B000QUU4JQ
  • 発売: 2007-07-25
  • amazon.co.jp詳細へ

いつの間にかでていたので――っていうかDVDのセールスなんてチェックしていないから気がつくはずはないのだけど――購入。
1巻ではまだ何がなにやら。
でも久川綾さん演じるブルーアイズがいい感じ。
NOIR,MADLAXに続いて、いい役任されてるなぁ。

さぁ、13巻集めてまた何かもらうぞ!

*1 365日かけて一周するわけで1日の間では1度ぐらいしかずれない。逆に言うと1度ぐらいずれるので、その境の日付で生まれた人の太陽宮は厳密に言うと時間で決まる。本や占者によって微妙に日付の範囲が異なっていたりするのはそのせい。


2007-08-17

セキュリティはなぜやぶられたのか 読了 [book]

セキュリティはなぜやぶられたのか

  • 作者: ブルース・シュナイアー
  • 出版社/メーカー: 日経BP社
  • 発売: 2007-02-15
  • ASIN: 4822283100
  • メディア: 単行本
  • amazon.co.jp詳細へ

ようやく読了。

半分まで読んだ時のエントリはこちら。

セキュリティはなぜやぶられたのか やっと折り返し


この本の趣旨はここに集約されている、と感じたところ。

p352
テロリズムとは、人や物に対する犯罪と考えられがちだが、本当は人の心に対する犯罪である。テロの目標は、人の心に恐怖を植えつけることだ。

恐怖は人の判断力を麻痺させる。
安全である/より安全になると判断したことが正当だったのか? という問いかけを無くすほどに。

p355
ワシントンDCに住む知人に、テロが怖いからと飛行機にも乗らなければ公共交通機関も使わないという人物がいる。だから自動車で移動しているというのだが、これでは自分が死ぬリスクを高めるだけだ。

その次のページに、死亡者数が多いテロ、非通常兵器によるテロ攻撃が表にまとめられている。
神経ガス(サリン)による東京地下鉄および松本での死傷者数が載っている。
死亡者数を記憶している人はどれほどいるだろうか? 前者が12人、後者が7人。合わせて20人にも満たない。
印象としてはもっと多くの人が亡くなった様な気がしていないだろうか?
同年に起きた阪神淡路大震災の死者数が6千人を超えている。"なんとなく同じぐらいのインパクトがある事件"と記憶している人はどれほどいるだろう。
著者は続ける。

p358
国際テロのリスクを過小評価したり否定したりしようというわけではない。ただ、バランスの取れた見方をしようというだけのことだ。2001年、米国では、テロ(同時多発テロ)で3029人が亡くなった。同じ年の死亡者は、肺ガン一56,005人、糖尿病71,252人、交通事故41,967人、栄養失調3,433人だった。*1


あとはメモからいくつか引用するにとどめよう。


識別と認証の話。

p283
偽造文書を刑務所にファックスすることにより、自分を釈放させた囚人も実際にいる。

セキュリティ・プロトコルの話でもあるな。


p290
レジテープのデータは、その紙自体が偽造ではないと考えられれば認証される。これが、レジテープが長いロールになっている理由である。

なるほど。

偽造・複製の話でもひとつ。

p323
保護したい資産が複製可能なものであれば、つまり音楽CDやソフトウェア、コンピューターの文書ファイルや各種データなどであれば、「複製」が効果的なセキュリティ対策となる。盗まれないようにはできないが、データを失わないようにはできるからだ。

例えば「ただ一枚のCD-ROMにしかないデータ」なるものがあるとしよう(時々映画にこんな設定でてくるよなぁ)。その媒体が盗まれた時に「そこに入っていたデータが悪用されていないか」を確認するにはどうしたらいいだろう?
そのデータの使い途が完全に特定されていれば(ある金庫が開けられるとか)それが実施されていないかを監視すればよい。
でもそうでなかったら、どうすればいいだろう?
個人情報でござい、と言って鍵をかけたロッカーに複製が他にない状態でしまっておくのは、セキュリティの視点からは間違いなのだな、とここを読んで改めて認識した。
もちろん複製を作ることは「攻撃を受けるポイントを増やす」というトレードオフがあることは本書でもしっかりと触れられている。


国土安全保障省が発表している"脅威レベル"について、米軍のDEFCONの比較から何の役にも立っていないことを示しているところ。

p371
違いは、DEFCONはレベルが上下するたびに軍隊が定められた手続きを実行するが、国土安全保障省の脅威レベルでは手続きが何も定められていない点だ。

これ、日常業務でもありがちな問題だと感じた。
メールの表題、バグトラッキングシステムのチケット、何でもいいけど、"優先度"なるものがあるシステムでは「もし優先度が"緊急"ならばどの様に行動するか」を決めておかないと、ただの相対的な情報にしかならない。
で結局、ソート順に使うぐらいしか意味がなくなるんだよなぁ。


p354〜355
最近、サイバーテロという言葉がよく登場するが、これは針小棒大である。(略)こんなことがあってもいらつくだけで、恐怖は感じない。(略)
サイバーテロによって電力網を掌握したりダムのゲートを開いたり、航空管制ネットワークを乗っ取って飛行機を衝突させたりというのは恐ろしい事態だが、非現実的だ。このようなことをリモートで行うのは、とても難しい。インサイダーならできるかもしれないが、それでも、コンピューターネットワーク経由よりも現場に行ったほうが大きな損害を与えられる。

最近公開された某映画を揶揄しているようでもあり面白かった(もちろんそんなはずはない)。
でもまぁ、その通りなんだろうな。
テロが発生した瞬間にテロリストが現場にいるなんていうのは下の下だが、しかしテロリストが現場にいって何かをしかけた方が、遙かに大きな損害を与えられるはずだ。

余談ながら、2001年の同時多発テロは「テロが発生した瞬間にテロリストが現場にいるなんていうのは下の下」という原則を覆したという点で革新的であった。
それゆえにハイジャックはあの瞬間まで「時代遅れ」なテロだったのだ。
世界貿易センタービルのあの動画を見て一瞬呆然自失となったのだけど、次の瞬間には、この計画を思いついた者の発想力はすごい、と思った。
「テロの実行者の命を保証しない」というたった一つの条件を変更しただけで、ハイジャックにこれほどの脅威を持たせることができるのか、と。


けれど、それでもなお、テロへの恐怖をのりこえて、私たちは様々なセキュリティのトレードオフを判断していかなければならないのだ。
恐怖に負けて、誤った選択をしてしまった時が、本当の意味で"テロに屈する"ことになるのだ。
それがこの本の主題であろう。
この本の原題は"Beyond Fear"である。

抽象化プログラミング入門 [book]

Java・オブジェクト指向の壁を突破する 抽象化プログラミング入門 (豆蔵セミナーライブオンテキスト 3)

  • 作者: 岡村 敦彦/山田 隆太
  • 出版社/メーカー: 技術評論社
  • 発売: 2007-08-10
  • ASIN: 477413144X
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • amazon.co.jp詳細へ

ざっと目を通した。
細かく読む必要はないかな。でも後輩に薦められそうだ。


あれ? Amazon のデータ間違ってるぞ?

Java←→UML 自由自在の達人になりませんか?

だ。
ざっと読んで思ったのは、この"→"がポイントかも、ということ。
ソースコードからUMLへ、っていうのは日常的にやらないなぁ。それでソースコードをモデルに変換して思考できるようになるのでは、とか思った。

街で見かけた珍しい姓 [徒然]

本名


「この本名というペンネームは本名なんですか?」
「はい。その通りです」

という想像インタビューがふと頭に浮かんだ。

*1 この引用の数字部分は本文では漢数字で書かれている。引用にあたりアラビア数字で表記した。


2007-08-16

鋼の錬金術師 [comic]

鋼の錬金術師 17 (ガンガンコミックス (0744))

  • 作者: 荒川 弘
  • 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
  • 発売: 2007-08-11
  • ASIN: 4757520646
  • メディア: コミック
  • amazon.co.jp詳細へ

前巻に引き続いて地味な展開。
でもちゃんと前に進んでいる感じはある。

アームストロング少将、格好良すぎ。

ホラー映画ベスト10殺人事件 [novel]

ホラー映画ベスト10殺人事件 (光文社文庫)

  • 作者: 友成 純一
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売: 2007-08
  • ASIN: 4334742947
  • メディア: 文庫
  • amazon.co.jp詳細へ

スプラッター映画な小説。

しかし、各章サブタイトルになっている作品を一つも見たことがない、というのはどういうこと? > 自分
悪魔のいけにえ、スキャナーズ、2000人の狂人、悪魔のはらわた、ハロウィン、地獄のモーテル、である。
2000人の狂人と地獄のモーテルはともかく、他の作品を一つも見ていない。

挙げたタイトルから判る通り――いやいや、タイトルで判る人はそもそもフツーの人じゃないんじゃないかというツッコミもあろうが――ホラー映画、とりわけスプラッター映画への偏愛に満ちた作品であり、その界隈の業界暴露本的な作品でもある。
スプラッター的描写は、「この程度なら別にどうということはないな」などと思ってしまうのはすっかり異形コレクションの影響か。

でも最近バイオハザード4 Wii edition をプレイしていてショッカーな演出は全然駄目! 苦手! と自覚してしまう。
つまり自分はホラー映画を高く評価している*1くせに恐がりで見られないという、火が怖い消防士みたいな、「ありえない」存在なのだ。


さて。
よく考えてみると「○○殺人事件」と名が付いた作品で、本当に「殺人事件」だけを書いたものって……ないよなぁ。
現実は「事件」なるものはメインではなく、その過程で生じた何らかの不思議/不可解な"何か"、"ミステリィ"、"謎"の方がメインなんだ。
でもこの本は違う。
別に謎があるわけでもなく、読んでいる側が騙される謎――要は叙述トリックがあるわけでもない。
業界暴露的な面はあるけど、本当に、「殺人事件」が起きました、狙われる人がでてきて、殺されて、犯人がでてきて、犯人が捕まって……。
終わり。

おいおいこれで終わりかよ!
などと思いつつ最後の1行でつい笑ってしまうという。


何を書いているのか判らなくなってきた。
それぐらい妙な小説だった。

*1 ホラーとコメディを特に高く評価するのはそれ――怖がらせる、笑わせる――がすごく難しいからなのだ。


2007-08-15

コピペされるのは別にサイトポリシーだけじゃない [news]

秋田、山梨、栃木各県などでも、母子世帯に優先枠を設けるなどの優遇措置があるが、対象を「寡婦」に限定。ただ「非婚世帯が増えている現状にそぐわない」などとして、いずれも実際の運用では区別せず優遇対象にしているという。

「非婚」の母子世帯を除外/公営住宅入居の優遇枠

Webの記事にはないけど、最初に作られた要項がそうなっていたのでそれが今まで残っている、という趣旨だった。
要項を修正せずに運用でカヴァーというのは「お役所仕事*1」としてはよくないような?

substring [hatena][java]

ある文字列の1文字目から15文字目を取得したいのですが、
http://q.hatena.ne.jp/1187019276

どっちかというと、「1文字目」や「15文字目」がどういう意味があるのか? という考え方をしたほうがいいような。
それによって、そこに if で書くか、そのクラスのユーティリティメソッドにするか、ユーティリティクラスにするかを決めると思う。

s = s.substring(0, Math.min(15, s.length));

ってのもありかな、とは思う。Math.min は意図が明確ので。

抽象化 [気になる本]

Java・オブジェクト指向の壁を突破する 抽象化プログラミング入門 (豆蔵セミナーライブオンテキスト 3)

  • 作者: 岡村 敦彦/山田 隆太
  • 出版社/メーカー: 技術評論社
  • 発売: 2007-08-10
  • ASIN: 477413144X
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • amazon.co.jp詳細へ

タイトル長すぎです。多分買うでしょう。
日経SYSTEMSか日経コンピュータだったか(?)で開発者に必須の能力として"抽象化"を挙げていたように思う。

さして巧みでもないがけれど詭弁 [hatena]

こんなことでは近い未来、また戦争が始まるんじゃないか?という不安です。
そこで皆様にお聞きします。
今、日本人の倫理性は向上中なのか?それとも低下中なのか?
どう思われますか?
また、40歳以上の方には是非聞いておきたいことがあります。
80年代、90年代、そして現代のうち、最も人々の心の温もりが感じられたのはいつですか?
http://q.hatena.ne.jp/1187178383

「戦争が始まるんじゃないか? という不安」と「日本人の倫理性」にどんな関係があるのか。
太平洋戦争を起こしたのは日本人に倫理性がなかったからか?
本当にそうだと思っているなら、「倫理性がない」人のリストのトップに入れてあげようじゃないか、と思った。


質問自体と質問の枕に一体どんな関係が? という質問は多いけどね。


……「某戦争アニメ」は「某戦争漫画」ではなかろうかとも思うが、「某」なのでまぁいいか。

*1 悪いニュアンスを全く含まないことに注意。


2007-08-10

進化論 [novel]

進化論 異形コレクション (光文社文庫)

  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売: 2006-08-10
  • ASIN: 4334741169
  • メディア: 文庫
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「楽園の杭」野尻抱介
『異形』らしくないSFだな、と感じたのだけど最後のページは味があるなぁ。


「うしろへむかって」井上雅彦
最高。
形式的には、スタンダードな現代的な怪談でもあるし、『異形』らしい「一体いつからここに?」ストーリーでもある。
しかし、ストーリー以上に、井上さんの言葉の美しさ、闇の深さがきわだつ、宝石の様な一篇だった。