2007-05-01
■メモ紙
僕は、裏紙をオススメする。僕はA4サイズのクリップボードに裏紙を挟んで使っている。基本か。それでも裏紙はすごい。どの辺りがすごいのか、気付いたことを書き記す。
炭の薬缶 - 裏紙でメモを取るというライフハック
裏紙反対派。
ずっと前から薄々思っていたことだが、ここ1年で明確になった。
正確に言うと、
- 裏紙は出さない、使わない
- メモ紙やノートよりA4コピー用紙たくさん+クリアファイルたくさん
だ。
・失敗を気にせず自由に使える
もともと捨てる紙だし、タダ同然だ。気兼ねなく使える。一文字書いて、失敗だからと捨ててしまってもかまわない。
「タダ同然」が曖昧。
実際1枚数十銭。個人で買ってもそんなもの。企業なら大量に注文するので安くなるだろうけど、数十銭のレベルだろう(きっと)。
もし金額を問題にするなら、裏紙を出さない努力をした方がマシ。コピーの値段は1枚数円のオーダ。
・広い
メモ帳というのは大抵小さい。裏紙は大抵A4サイズだ。広いので何でも書きやすい。自分の好きな大きさで自由に書くことが重要だ。「書かない部分」というのも重要だと思う。後から補足をつける可能性もあるからだ。
同感。
・メモは片側だけ
メモ裏紙には、当然裏がある。というか、裏にメモをしたのか。つまり、メモに使うのは片側だけだ。片側だけにメモをするということは、ページをまたいでメモをするときに非常に便利だ。どこにメモをしたっけ?とぺらぺらと裏返さなくても良い。表だけを見て広げられる。・白い
何しろ白い。真っ白。線が引かれているようなことは無い。これは好みによるかもしれないが、線は字や絵を束縛すると思う。無い方が良い。
「机の上に裏紙が1枚でもある」と、それだけで効率が落ちる。片面白紙の紙が裏紙なのか使った紙なのかを判断する必要がある。
メモとして使っているのが両面白紙だと「使ってもいい紙」は必ず両面白紙。
メモは片側だけというのには同感。意識したことはないけど片側しか使わないなぁ。
2007-05-02
■ライトノベルの時間
著作権の保護期間が著作者の死後50年から死後70年に延長されるということは、単純に利用できるようになる期日が20年先延ばしになるということではない。
人の記憶はその20年の間にも薄れ続けるのであり、テキストは20年間の間にも手に入りにくくなり続けるのである*3。
その20年の間に、新たに「幻の名作」となってしまう作品があるのだ。
万来堂日記2nd - ライトノベルも死後50年の夢を見る(か?)
エントリを読んでなるほど、確かにライトノベル(もしくはジュニア小説)はそもそも50年もの寿命はありそうにない。
例えば、こんな名作が再刷りもされず、現時点で新刊書店から入手するのは難しいというのはどうしてか。
出版権を移動して別の出版社から出して欲しいと、常々思う。
新刊書店なりで見つけたら、捕獲してAmazonに放流したい本だ*1。
ライトノベルは実は文庫の体裁を取っている分、再刷りの判断はシビアな気がする。
レアなジュニア文庫については、
収録の「終夜図書館」に詳しい。これも傑作だなぁ。
うーん。もう少し書きたいことがでてくるかと思ったけど、全然駄目だぁ。
いったん筆を置く。
■ホメオパシー
学的に効くか効かないかの判断をする場合には、その治療方法が“どのように作用して”効くのかが判明していないといけないと考えられている方が多いような気がします。
しかし、どのように作用して*5というのが分かっていなくても、「効く」「効かない」の判断ができます。
Skepticism is beautiful - ホメオパシーFAQ
ということで(主に)二重盲検についてていねいに説明されています。
……が、ていねいなだけでは駄目なんですよね。
判っている人、あるいは判っていると思っている人は、ていねいに書かれたものをていねいに読んでくれるでしょう。
でも判っていない人はていねいな文を読みたがらないのではないか、と。
それでも、もちろん、こうやってていねいに書かれたものは大事にしないといけないですね。
というわけでリンクして紹介する次第。
*1 その方が読みたい人の手に渡ると思っているから。
2007-05-03
■バーテンダー 邪眼は月輪に飛ぶ
前巻にちょっと山場があったからか、今巻は「ホテル編への整理を色々」という感じ。
「月と六ペンス (岩波文庫)(モーム/行方 昭夫)」(サマセット・モーム)。置いてあるんだよなぁ。未読の棚に。
岩波の赤ですな。
表紙と口絵イラスト。格好いい。
ストーリィは読み切りの諸作品の雰囲気を強く残している。
基本的な構成は「瞬撃の虚空」(asin:409123562x 収録)あたりに近くて、ただ登場人物がちょっと多め。
そのあたりを深く書いているのでこの枚数になったのかなと。
でも、それでいい。
尺が足りなくて感じる物足りなさがなくなって、いい雰囲気になった。
これはこれで満足。
2007-05-04
■喝采
判る判る。
404 Blog Not Found:私がブログを書くときに意識したら負けだと思っていること
- とにかく分かりやすく書くこと
- 難しい言葉の使用をできるだけ避けること
- 何を伝えたいのかはっきりと意識して書くこと
- 伝えたいことをできるだけ一つに絞ること
- 視点・立ち位置がぶれないようにすること
- 一つのエントリーをあまり長くしないこと
- できるだけ明るく・ポジティブに表現すること
- ユーモアを交えること
- 無理せずに自然にまかせて書くこと
- 既存の枠組みにとらわれずに書くこと
「誰にでも判るように」とか言われて、読んでもらうことを意識して blog なんか続けられるかと思ったり。
「書けるか」ではなくて「続けられるか」だ。
時々は「読んでもらう」ことを強く意識した文を書くことも、必要だけど。
誤字修正と追記
「誰にでも判る」ことを追求すると、自分で窮屈な思いをして書けなくなるぞ、とそういうこと。
2007-05-05
■矛盾の強さ
メモです。
「ヴォネガット先生はおっしゃった。ある種の宗教的ドキュメントの強みは内容の矛盾とその文量だ。矛盾したうえで大量に定理が記述されていれば、そこから、かなり自由に定理を導き出すことができる。」
指輪世界の第二日記 - 公理体系の矛盾の実務性能
2007-05-06
■学校を出よう!
ライトノベルはもう10年以上作者買いしかしていなくて、新しいものを基本的に開拓していない。
単に読書に関する時間配分の都合なだけで、たまーに買っているけど主流を外してやっている。
ライトノベルって作者買いする人、少ないんですよね。
後天性無気力症候群 - 「涼宮ハルヒの分裂」の構成と続きに興味があるなら「学校を出よう!」を読もう
なんてエントリを読んで、天邪鬼な私は読んだわけだ。
もちろんハルヒは読んでない。 < なんか違う
ふむ。面白い。
プロット自体を考えると中短編が相応しそうなんだけど、これをライトノベルに持ってくると長編(?)になるあたりがライトノベルらしい。
10代の心理の機微を盛り込んでプロット以上の中身があるのかな、と思った。
でも出色の出来というわけではないと思うぞ、と。
2007-05-07
■クローラ向けコンテンツ制御
また、他の検索エンジンがこの nocontent タグ導入の動きに追随するかどうかも注目点だ。Garg 氏はそれを希望すると語っているが、実際にそうなるかは不透明だ。
Japan.internet.com Webマーケティング - Yahoo!、検索の向上を目指し新タグ導入
このblogは、検索エンジンのクローラ(と判断できるUA)からのアクセスに対しては、サイドバー部分のコンテンツやカレンダー部分を取り除いてページ生成している。
あ、あと末尾のバージョン情報も除いているな。
検索サイトのキャッシュを見ればわかるだろう。
その他に、サーバ上のデータファイルをLAN内のマシンにFTPでそっくりダウンロードできる様に、URLを識別してアクセス解析などをローカル側のマシンでは出力しないようにもしている。
これはたいした話じゃなくて、
<% unless /192\.168\.11\./=~@conf.base_url %> <% unless bot? %> : : <% end %> <% end %>
てな感じで判定して括っているだけだけど。
■フランケンシュタイン
なんか微妙。
フランケンシュタインに喩えるということは、"我々が作っているものはモンスターじゃないよ"っていう意味のハズなのだけど、
オープンソース開発の世界のさまざまな要素をやみくもにかき集めた「フランケンシュタイン」
では微妙におかしいような。
いや。どうでもいいのだけど。
原文は、
The Mozilla Foundation is no "Frankenstein," haphazardly thrown together in open-source development, CEO Mitchell Baker said this week.
http://news.com.com/2100-7344_3-6181474.html
だった。
これも微妙……。
■Firefox用 Google Toolbarがバージョンアップ
マウスポイントによる辞書引きの設定が変わって、分かりにくくなった気が。
Translate Menu を表示させた状態にしないと辞書を引いてくれない。
辞書引き自体は強化された。
複数形や、いわゆる三単現のsが付いた形でも辞書を引いてくれるようになった。
これはありがたい。
過去形や過去分詞形はまだ駄目なようだ。
2007-05-08
■数学ガール非公式予告フラッシュ
http://materia.jp/demo/girlpreview.html
結城浩さんの『数学ガール・ミルカさんとテトラちゃん』の予告フラッシュなんてものを作ってみました。
非公式の冠がついているのは私(id:quintia)が作ったからであって、公開にあたっては結城さんの許可を得ています。
をある日見つけました。
FLASHの作成ソフトとしては割安です。
どの程度のことができるんだろう? という興味から購入。
もっとも、FLASHの様なものを作った経験がなく、最初から高い目標を持つのは無理。
まずはテキストアニメーションに的を絞って触ってみました。
ほぼテキストの登場と退場のエフェクトだけで作ってます(オブジェクトの移動を使ったのは一ヶ所だけ)。
音楽を選び、テキストを選び、配置し、エフェクトを選び、パラメータを調節し、タイミングを調整し……、で、これができました。
次はオブジェクトの移動がテーマでしょうか。
このソフト、「スクリプト」を持たないのでインタラクティブ・コンテンツを作るのは無理ですね。
今回の様に、アニメーションをお手軽に、と割り切った機能になっています。
追記
Amazon取り扱い始まりました。
■数学クイズ 5 5 5 1 24
アクセス元に、「数学クイズ 5 5 5 1 24」という検索が。
答えは多分、
\((5~-~1~\div~5)\times~5~=~(5-\frac{1}{5})\times~5~=~(\frac{25}{5}~-~\frac{1}{5})\times~5~=~\frac{25-1}{5}~\times~5~=~\frac{24}{5}~\times~5~=~24\)
だろうな。
see also
■レベル3
素晴らしい『時間怪談』がいっぱい。
時間怪談のお手本と言ってもいいぐらいの、レベルの高さ。
もちろんそれ以外のPHANTASY(by 井上雅彦)も素晴らしいが、けれど、一篇を選ぶならやはりTT(タイムトラベル)ものの究極のテーマをタイトルにした"Second Chance"(第二のチャンス)だろう。
列車との接触事故でボロボロになってしまい、誰も見向きもしない古い車をレストアする主人公。
その事故で車に乗っていた人物は亡くなったという。
もうその時点で、タイトルの「第二のチャンス」が列車事故にまつわることだろうな、とこちらとしては想像してしまうわけだ。
中盤、果たして、主人公が車ごと過去にさまよい出てしまう。その部分の描写が、すごくよい雰囲気。
ところが、さぁ何が起こるかと思って読み進めると、そのシーケンスがあっさり過ぎてしまった。
おや? と思っているうちに終盤になり……。
TTものである以上に、この話が畏るべき『時間怪談』であることが明らかになり、「やられた……」と脱帽してしまうのだった。
おまけ。
一巻 p259
――駄目よ、そんな分類法じゃあ!
――どうして?
――本質的じゃないもの。作品の発表年代とか、時代区分とか、時間移動手段とか、旅行先で起きた事件の種類とか……コージン、あなたどう思って? いいえ、いうまでもないわ。あのですね。涼くん、分析部門は日帰り旅行の予定表づくりではないのよ。
――そ、そりゃそうだけどさ。
――だったら! 卓人なら分かるでしょ? TTにおける最重要観念といえば? なにゆえ人はTTを夢想し、希求するの? TTの何が、私たちの魂をこんなにも揺さぶるの? さあ、答えは?
しばらく考えてから、ぼくは答える。響子なら確実に満足するだろう簡潔な惹句を。
――『二度目の機会 』
2007-05-09
■学校に図書が足りない(岩手県)
今にして思えば、私が通っていた小中学校は、図書室が充実していた。司書の人もいた。
その引き替えに、学校の外の状況はお寒い限りだった。
そもそも図書館が無く、公民館の一室にひっそりと図書室があるだけ。
郷土資料が蔵書の多くを占めていた様に記憶している。
住民サービスの方はもう割り切ってその分を学校に回していたのかなと、そう今は考える。
そして――少なくとも私は――そのことに感謝している。
……今はどういう状況なのかなぁ。
(私の出身は岩手ではないことは付記しておく)
2007-05-10
■QED 河童伝説
「かなり性的にストレートな表現になるけれど良いかな」
と崇が言う。
あっ! と思ったところがあった。
本当にその通りだと、そうハッキリと認識したことがあった。
それだけで、読む理由としては十分。
2007-05-11
■はてなダイアリーのおとなり日記が変なことになっている模様
まともに機能していない様子。おとなり日記スパムというキーワードも作られている。
あぁ。なんか「すでに終わってしまっている」話題みたいだなぁ。
2月から改善されていないのか……。
■コピー用紙の裏は使うな!
まずは恒例、タイトルの話。
直球ど真ん中である。
私自身裏紙については、出さない使わない、が基本的な姿勢なので"その通り!"と言いたくなるようなタイトルだ。
裏紙をメモに使うのは、自身の生産性を下げこそすれ、上げることはないと思う。
職場にしろ自宅にしろ、コピー用紙は白いまま使うのが――コピーに使うという本来の目的をさておけば――一番だ。
内容は"べからず"が4割、事例と"すべし"が3割、コスト削減の"真の効果・目的"が3割、といったところ(紙面ではなくて主観)。
語り口は、読者として経営者を念頭に置いているような感じである。
経営者というと、大きい会社では大仰になってしまうか。
"すべし"の項目の中に「任せる」というものが出てくる。権限をより現場に近い方に委譲せよ、ということだ。任されて自分たちでコミットすることで責任感が出る、という理屈だ。
つまり、より現場に近い方に「権限を委譲する立場」にある人を念頭に置いている様な感じだ。
そんなわけで、読んでいる途中で若干退屈に感じてしまった。
いわゆるLifehackに近いものを、期待していたからもしれない。
しかし。
末尾の方と、後書きとでその考えは変わった。
後書きに曰く、
もっともっと幅広い人たちに、コスト削減の価値や楽しさ、"正しいコスト削減"を伝えたい。
また、p189にて、
まず、大前提は、「現場」には「自ら課題を見つけ出し、自ら解決する力」=「現場力」があることを認めることであり、
ともある。
文章の体裁としては筆者の本来の仕事、コンサルタントであり、講師であり、プランナーでもあるという面が強く表れている。経営者向けに読めてしまうのはそのせいだ。
この本は、ビジネス書の体裁ではなく、新書として世に出た。
もちろん最近の新書ブームがあればこそ、とも言える。
でも、この本をこの体裁この価格で出すことは、経営者だけではなくてより現場に近い人に手に取ってほしいという思いがあるのだな、と感じた。
まぁ、事例集だと思って軽く読む分にはちょうど良い分量だろうな。
2007-05-12
■親指シフトとかワープロとか
で親指シフトが紹介されているらしい。
気になる……。
ところで、今は親指シフト化には親指ひゅんQを使っている(というか選択肢がない)のだけど、これはソースが公開されてない。
Vistaインストールマシンが会社に来たときにひっそりと試してみたり、将来のことを考えると心配は尽きない。
いやいや。実のところ親指シフトにこだわっていることでちょっと残念なことはいくつか起こっている。
見つけた時に"これはいい!"と喝采したソフト Wheel Redirector が、ひゅんQに悪さをするようで、せっかくいいもの見つけたのに使えなかったり。
やはりここらで一念発起して、Mac OS X に移行してしまおうかとか思ったりもして(Tesla はソース公開されている)。
日本語ワープロ「egword Universal 2」が、むちゃくちゃ綺麗で格好いい"組み"をしてくれるらしい。
この辺ページとか、このページの動画とか見てると、あぁ、もうすっごく欲しい!
(……道具さえ良ければなんかいいものが作れる(書ける)んじゃないかというのは、現実感を欠いた妄想だぞ)
(いいじゃん。書くだけで気持ちがスッキリするんなら)
2007-05-13
■むこうぶち 19
珍しく正統派の(?)イカサマが主題の話。
卓外の
観客 を想定しての手品 ショーです
という台詞が出てくる。
なかなかどうして自己言及的である。
"握り"や"抜き"といった手技を描いた麻雀漫画というのは、まさに読者=観客を想定してのショーに他ならない。
全自動卓がメインになっていて"積み込み"が消えてしまった時代なので、今まであまりイカサマ、特に手技はこの漫画には出てこなかった(多く出て来たのは18巻の「雪」ぐらい。あとは3巻と10巻ぐらいか)。
この漫画で手技を扱うには、アクロバティックに"劇中ショー"の形にせざるをえなかったのだろうなぁ。
そうでもしないと、
外から丸見えの無意味な技ですぜ?
というツッコミをいれたくなるような半端な話になったことだろう。
そんなわけで、うまいなぁ、でも苦しいなぁ、と思いながら読んでいた。
2007-05-14
■本の値段
これにより1冊当たりの製本原価が抑えられるため、現行のドロップシッピング方式よりも相対的に低価格で販売できます。著者が在庫を購入する価格は、例えば100ページの小説(文庫本サイズ)を100冊の場合、計3万6千900円すなわち、1冊当たり369円となります。
エフ・プラット株式会社 : 製本単価を低減し、自作本を出版・販売する機会を拡げる「セルフストック方式」を開始 〜 自作本の出版販売コミュニケーションサイト「マイブックル」(My Bookle)〜 : News2u.net
印刷だけなら安いものだねぇ。
製版の値段がニュースに載ってないな。リンク先を見にいけばいいのだろうけどまぁ、メモ程度ということで。
2007-05-15
2007-05-16
■ネットにつながらなかったのはフレッツ大規模障害だったからか!
はいはい。
うちは午後10時ぐらいには復旧していた。
予備のルータを出してきて確認して、ルータの故障じゃないと判断したのでそのまま保留。1日ぐらいネットが見られなくても困らないし。
問い合わせが相当の数に昇った様だけど、建物内の施設の故障かもしれないしNTTかもしれないしプロバイダかもしれないし、ある程度待ってから情報収集するほうがいいと思うなぁ。
いやもちろん、仕事をしていて切迫している人の数だと思うべきなのだろうけど。
まだニュースに出てきていないだけで、プロバイダの方にも問い合わせが集中したに違いない……。
2007-05-17
■重要なのはランク重視のSEOではなく……
私のサイトで以前アンケートをとった結果、SEOが重要だと感じられているユーザーは殆ど居ませんでした。
次のページランクには具体的にいくつのバックリンクが必要なのか*ホームページを作る人のネタ帳
そんな人はSEOに対してどういうものだと思っているのか? という、その辺りに興味があるのだけどそういった話には進まないのだろうか(それともすでに過去の話題になっているのか)。
某ドラマを検索したい人が Yahoo! サイトに行って、「ライアー ゲーム」とか「ライアー・ゲーム」とか、つまりタイトルの真ん中に区切り文字扱いになる文字を入れると、テレビ局の公式サイトが引っかかってこない(現時点では)。
「ゲーム」というキーワードを想定していない、だから入れてない、ということなんだろうな。
まぁ、これは固有名詞にまつわるお話であって、SEOの例としては必ずしも適切ではないかもしれない。
けれど。
SEO の初手。
「このサイトは、どんな検索語でヒットするのがよいでしょうか?」「検索エンジン経由でこのサイトに来る人のうち、どんな検索語を入力した人が重要なのでしょうか?」という視点を忘れるな、ということを説明するにはちょうどいい。
○○という検索語で△△位になった! て喜ぶのもいいけど。
その○○という検索語はそんなに大事ですか?
○○という検索語でヒットすることはユーザーのためになってますか?
重要なのはSEOではなく、ユーザーのためと言うことを忘れないようにしたいものですね。
次のページランクには具体的にいくつのバックリンクが必要なのか*ホームページを作る人のネタ帳
とあるけど、「重要なのはランク重視のSEOではなく、ユーザーのためのSEOということを忘れないようにしたいものですね」としたいものですね。
■回答が想像できない
あなたがLinuxのソースを公開する理由は?
http://q.hatena.ne.jp/1179323111
「だって Linus が GPL を採用しちゃったんだもの」以外のどんな回答を期待しているのだろう……?
2007-05-18
■「管理する」ということの本質に迫るには
ある日、
構成管理の上で問題だと思うことを挙げてください
てな依頼がグループ全員に発信された。
色々集まったようだったけど、その答えを見ていると「構成管理」というのが何なのか、誰も理解せずに話しをしている様に見えた。
だから、
「構成管理」ってどういうことでしょうね?
という質問を発してみた。
特に「正解」は用意していなかった。
その辺は、本なりWebページなんかを見ればたぐり寄せることができるからだ。
ただし「間違い」は予め想定しておいた。
果たして、ただ一人を除いて、その想定していた「間違い」な回答を返してくれた。
その「間違い」とは、
○○を管理すること
という形。
そう。
ほぼ全員が、「管理」という言葉を、実際何をやるのか? というレベルに落とし込んでくれなかった。
実際何をやるのか? というレベルで考えていた人は、結局いなかったのだ……。
それでは管理するという仕事はできない。
敢えて「管理する」という言葉を言い換えてみよう。
○○の変更を監視し、それらが発生した時に正しいアクションをすること
という感じではないだろうか?
例えば、
顧客管理ってどういうことでしょうね?
という質問をされた時に、「顧客の情報を管理すること」とか答えたら叱られるに決まっている。
顧客管理とは、顧客の状況が変わったときに然るべき保存先(DBだったり台帳だったり……)にそれを反映させること、だろう。
そのために、どの様な情報を監視すればいいのか? 情報が変わったらどういうアクションを取るのか? をちゃんと決めておくことも「管理する」の範疇だ。
一つ(いささか時代遅れな)例を挙げるなら、「Fax番号が変わった」ら、「短縮登録されていないかを確認しFaxの設定を変える」というようなイベントとアクションの対応付けだ。
「構成管理」ってどういうことでしょうね?
という質問を発した時に期待していたのは、「構成」の部分を別な言葉、具体的な動作で言い換える回答ではなかった。
「管理」の方を言い換えて欲しかった。
さて、始めに書いた、
構成管理の上で問題だと思うことを挙げてください
という問いに対して返ってきた答えは、果たして、何かの役にたったのかしらん?
2007-05-19
■闇夜に怪を語れば ―百物語の物語―
「百物語の物語」の短編アンソロジー。
福澤徹三の「怪談」が秀逸だった。というか、怖かった。
普通に百物語の描写から始まり、やがて
そして終盤、超自然ではない恐怖――生きた人間による恐怖が姿を現したかと思った次の瞬間、突然、得体の知れない別のモノが顔を覗かせる。
■LIER GAME 4
本屋に平積みしてあるのが嬉しい。
3巻の時なんて発売日に本屋に行ったら売ってなかったもんなぁ……。
内容はまぁいいや。
少しルールについて検討したいところはあるがなんか面倒くさいかも。
2007-05-20
■学校を出よう! 4
殊の外面白かった。
最後の1行を読んで「おお!」と感心したが、後から考えるとさほど適切ではないなと思い直した。
言葉の力はある。没頭読ませるほどのそれは。
後になって考え直してしまわないほどであればなおよし。もしくは後になって考え直す隙がないような作品でもいい。
まぁ、もっとも、それは些細なことで、存分に楽しんで読めたのでいいのだ。
……無限にある世界の中の、ある条件を満たす「可算無限な部分集合」の世界群を対象にしていた、という可能性だってあるんじゃない? > 宮野くん
2007-05-21
■ソウ3 を観た
最後のちょっと手前の数分だけ面白かった。
最後の最後――つまりラストシーンも悪くはない。
悪いはないが、しかし、映画全体の構成がそのシーンのためだけに無理をしているような感じが強い。
おかげで道中がダレてしまってどうにも。
ヴィジュアルな、スプラッタ的な部分が突出してしまったのも、それをカヴァーするためか。
だとしたら逆効果かなぁ、と。
最初の方のシーンで感じた違和感とかが、("面白かった"と書いた)最後のちょっと手前のシーンで紐解けたのは良かった。
この映画、IやIIを観た人を裏切るためには、ものすごいハッピーエンドにした方がよかったのでは?
もしそうだったら、きっとものすごくビックリしただろうなぁ、と思う。
2007-05-22
■SQLite
私の場合3000件を超えたあたりでストレスを感じるようになった。いったいどうしてなのだろう。アプリケーションの問題・・・とは考えられないと感じているのだが、どっちつかずなのでとりあえずはSQLiteが遅いと決め付けるのは早計だろう。
よって・・・続く・・・
d金魚による C/C++にてプログラミングする為のノウハウとアルゴリズムの公開とライブラリとアプリケーションの開発の過程を記す dKingyo SDK 日記 - SQLiteって遅くない?
ということで続きに期待。
部内のtracサーバはレコード件数10万件を軽く超えているので、SQLiteのせいじゃないと思う。
メモ。
■素因数分解の世界記録
「一方向落とし戸関数」なわけだが、乗算はどのぐらいの時間で済むのだろう? とふと思って Ruby に計算させてみる。
一瞬だった。
にも関わらず、逆の計算はなんと難しい(時間がかかる)ことか。
■自分の所の状況を好きこのんでさらす人もいるまい(愛南町の住民票コード流出の件)
「住民の不安を解消するため」に職員がして回る説明とは、ようするに、「住民票コードから個人が特定されることはありません」だとか、「住民票コードは行政機関以外では使われていないので問題ありません」とかいう説明なのだろうか。
高木浩光@自宅の日記 - 住民票コードを市町村が流出させても全取替えしない先例が誕生する?, 追記
この「説明」とやらについて、何か書き記している人はいないのだろうかと思って検索してみたものの、なかなか見つからない。
21日町職員が、訪れました。
お詫びと説明が「お粗末としかいい様がない。」その一言です。
他町村の人の方が、親身になって心配いただきました。
わが町の恥をさらすので、これ以上のことは申しませんが・・・。
網を使ったブログ人: 個人情報流出〜お詫びと説明
というかたがいらっしゃった。
確かにそのような心境になっても仕方がないか、と、そう思った。
■論より詭弁
「論理学*1で『詭弁』と称され『価値がない』『用いるべきではない』とされるものは、しかし日常の中では多く見受けられるものであり、これに対して『それは詭弁だ』『だからその言説には意味がない』という態度を以て接するのは間違いであり、逆に立場を悪くするだけである」というところか。
で、この本、思っていたよりも難しい。
「詭弁」とされてきた論理構造を持つ文やあるいは会話のやりとりを挙げる。
文学がどのようにして「詭弁」を使ってきたかを説明するために、荷風やドストエフスキーなども引用している。
それがいかにして「詭弁」と判断されてきたかを説明する。
そして、その上で、反論を加えようというのが筆者の意図である。
そんなわけで筆者の反論の直前までは、ちょっと教科書風なんである。
「難解」というほどのものではないが、この時点でページを閉じてしまう人もいるんじゃないだろうか? と要らぬ心配をした。
筆者は「詭弁」を定義しない。
筆者の主張は「それらはなんら詭弁と称して忌避すべきものではなく、日常的に使われているし、また使うべきである」であると思ったので、ここまでわざわざ「詭弁」というように括弧でくくって書いてみた次第。
*1 ここ自信なしだったりして……。
2007-05-23
2007-05-24
■アクセス解析から
今日、
http://slashdot.jp/article.pl?sid=06/10/23/0031247&tid=45
からのリンクで来る人が多いなぁ。
どこかで紹介されたのかな? と思うけど判らず……。
追記
スラドだった……。
■サイト様 サーバー様
今頃になってふと気がつくなんて。
サーバー様って、サイト様と書こうとして間違えただけだっりして?
今日の時点で、
の検索結果が168万。
の110万より多い。
私は"気持ちが悪い"という感じを覚えるけど、「サイト様」はごく普通の表現なんだなー、とか思った。
2007-05-25
■極論を選択させる
Diggを炎上させた「AACSのプロテクトは解除できる」というニュースは、DVD業界に「変化か死か」の選択を迫っている。
ITmedia News:DRM対ハッカー、もはや業界は降伏するしかない?
本文を読む前に、上記のサブタイトルだけを見て書いています。
二つの極論を提示し、「どっちを選ぶ? どっちがいい?」と問いかけることで、相手の言葉・思考を封じ込める典型かも。
これが上手く決まると、「そのどちらかしかない」という狭窄に陥らせることができるだろう。
*1 追記:書いた当時は"キャラバンの到着"で検索がヒットしなかったらしい……。
2007-05-26
■そういやOracleなんかもころころ変わったような……
Windowsでのウェブサーバー公開で必要なライセンスで料金を教えてください。(接続数とか) ソースURL等教えていただければ助かります。
http://q.hatena.ne.jp/1180148436
時期によって回答/解答がころころ変わるので、MS の営業なんかの言質をとっておくしかないよなぁ。
2007-05-27
■IMEで自分禁止語を登録できるか
と思いついたのでメモ。あとでヘルプを繰ってみよう。
自分にはどうも「記述する」という表現を使ってしまう癖があるらしい。
後で読み返してみれば、ほとんどが「書く」で十分なのに、と思ってしまう。
ただ名詞として「記述がある」は自分的にOK。「書いてある」よりは好ましい。
まぁ、ただの好き嫌いではあるのだけど。
2007-05-28
■エコロジーは趣味か
エコロジー
ランキング - goo ランキング
男性がこれにはまっていても許せる趣味ランキング - 恋愛&結婚ランキング - goo ランキング
「エコロジー = リサイクル」という短絡的な選択肢じゃないかと邪推。
via
2007-05-29
■VMWare 仮想ディスクのいじり方
まだ試してない。
追記
いじってみた。
パラメータの細かい説明とかがあれば、もっといいリファレンスになるのだろうけど、まぁこれで十分だ(私には)。
仮想ディスクは予め必要な大きさで"事前割り当て"しておいた方が当然パフォーマンスがよい。
しかし不必要に大きくしてしまうとバックアップなどで不利だ。
というわけで、大きめに割り当てておいてインストールとかDB構築の様なファイルサイズがどんと増える作業を終えてから、ダイナミックな割り当て方法に切り替えるというのがいいんじゃないかと、必然そう考えるわけだ。
どうすればそれができるのかなぁ、と思っていたところにちょうどいいリファレンスを見つけたので早速メモした次第。
■夢幻紳士 迷宮篇
素晴らしい。
白と黒のベタがきれいなコントラストになっている現実世界――あるいは物質世界――と、淡い筆致の空想世界――あるいは精神世界――の奇妙な融合。
一つの到達点で、ヨウスケ世界の極みなのではないかと思ってしまった。
読み終えた後、幻想篇と逢魔篇を思わず読み返してしまった。
久々の至福の時でした、と。
2007-05-30
■教室の悪魔 を読んだ
大抵の場合、読んだ本のことをここに記すのは、あとから振り返ってみるために残す自分の足跡としたいからだ。
でも時として、そうではないものもある。
この本がそうだ。
(とはいってもそれは動機だけの話で書いていることは普段と違わないのだけど)
"いじめ"についての本。
この本のことを知ったのは「日経ビジネス」の筆者インタビュー。
「子供は無力です。いじめは大人だけで解決しなければなりません」という言葉が印象に残る記事だった。
類書を読んだことがないのでこの本の善し悪しは判断できないだろう。
それでも、この本は信じるに足ると思った。
いくつかの点で、カルト=マインド・コントロールとの類似点がある、と感じたから。
そちらならば古くから馴染みの話題だ。とはいっても、その方面の話はやめておく。
この本、テキストの分量は多くない。
Amazon の商品説明に「1時間で読める」とあるが実際そのぐらいの時間だろう。
──平静に読めるなら。
第一章では事例を紹介する。
ここでは理想的な解決までが描かれる。
悲惨ないじめが続く中で、最初に希望の在り処を示したかった。
と序文で書かれている。
それも確かだが、親としてしてはいけないことは何か、それがまずこの章で示されている。
第二章も事例の紹介で、様々ないじめのパターンが挙げられる。
「いじめのメカニズム」がいかに外から見えにくいものか、という点に注意して読みたい。
第三章は短い。加害者つまりいじめる側の心理についての解説。
第四章でもっとも重要な、親としてどうするべきか、子どもとどう接するべきか、という点を書いている。
第一章で示された理想的な解決を受けており、とても具体的である。
あえて書くまでもないことの様に思うが、「いじめられる側にも問題がある」などいうのは間違いだ。
それは頭では解っているのだが、本書を読んで気づかされたことがある。
自分の子どもがいじめにあった(ことが判明した)時に「自分の子どもにも何か問題があったのでは?」と一瞬でも考えたりしないと自信を持って言えるだろうか? そんな態度や言動を、子どもの前で一瞬でも見せたりしないと言えるだろうか? ということだった。
さてそれでは、いじめの原因はいじめる側にあるのだろうか? といえば、それもまた違うと本書を読んで思う。
いじめの原因・理由は、いじめの過程で醸成される。プロセスの中に織り込まれてしまっているのだ。
第一章の事例の中で、給食の中にゴキブリを入れられるという話がでてくる。
そして、
p41
いじめられるに値する、いじめられても仕方ないという理由を作り出している。ゴキブリの入った給食を食べた、(略)"汚い奴"。その状況を作り出しているのは自分達だということは、なかったこととして。
p99
恐ろしいのは、被害者がいじめられる理由は加害者達によって作られたものにもかかわらず、作り出した加害者達が、自分達が作ったフィクションだということを忘れてしまうということである。
これを子どもの未成熟な精神ゆえの自己欺瞞であると断ずることはできない。
因果の逆転。
陰惨な事件が起き、容疑者が判明したとき、"素顔"とか"過去"という言葉がワイドショーを飾る。
p126
ここで語られるのは悲惨な人生の軌跡が、ある人間を否応なしに殺人者にしていったという牧歌的な物語ではない。殺人者は社会の犠牲者ではもはやないのだ。そうではなく、いかに初めから宅間は殺人鬼だったのかということが、次のようにその生活史の中で確認されていくのである。
「犯罪不安社会」を引いたのはほかでもない。
「犯罪不安社会」の3章"地域防犯活動の行き着く先"で書き出された、
そうした社会は犯罪に強いどころか、以下に見るように社会的弱者にきわめて不寛容な社会である。
という結論に通じるものを感じた。
いじめの構図を加害者(達)と被害者という対比では語ることなどもうできないのではないか。
いじめのさなかでは"全"対"一"という関係になっていて、なぜいじめるのかと問えば"全"からはみだしたからだ、ということにしかならないのだろうと、そう思った。
だから、子どもたちだけではいじめは解決できない。
p116
現代のいじめの加害者は特定個人ではなく、被害者以外は全員加害者である。
p118
誰が何をしたのか、個々に子どもに聞くことは、意味がない。そんなことをすれば、みなが保身に走り、他人に責任を押しつけ、自分のせいではないと主張し、当事者意識がなくなってしまう。
p120
親として子どもに伝えるべきことは、いじめがあったということを知った、全員が加害者であったと理解している、今後はいじめをなくすための取り組みに、クラスの保護者全員で取り組んでいくという、大人の認識と姿勢である。
(略)いままでまかり通っていた嘘や良いわけが通用しなくなる、と思わせることが重要である。
これが、冒頭に書いた筆者インタビューの言葉、「子供は無力です。いじめは大人だけで解決しなければなりません」の真意であろう。
それを確認できたことは良かったと思う。
Amazonのカスタマーレビューにもある言葉ではあるが、もっと売れてもらいたい、もっと多くの人に読んでほしいと、珍しくも思った希有な本だ。
■書評なんて書けないわ
で弾さんが、「アルゴリズム・サイエンス:出口からの超入門 (アルゴリズム・サイエンスシリーズ 2―超入門編)(岩間 一雄)」の書評を書いておられる。
私が前に書いたエントリ、
を今読み返してみると、全然書評の形になっていないことが(弾さんの書評を読んだことで)よく判る。
上のエントリで書いたとおり、書評を書いている気なんてない*1。
自分が後から振り返ってみるために、書き残しているだけだ。
ま、良い本が名の通った人の手で紹介されるのは、良いことだよな。
■楽園ヴァイオリン を読んだ
読み終わって考え直してみると、話の筋らしい筋がない。
キャラクターの魅力?
いやいや、この人の小説の登場人物はみんな、何かを隠していて本当はどんな人なのか判らないように進む。(でもそれって、現実ではとても「当たり前」なことなんだよね)
では何が惹きつけるのか。
この人の本が出たら買ってしまうのはなぜか?
それは日本語の力。
言葉の力。
物語の力もキャラクターの力も必要としない、そんな力。
「白い花の舞い散る時間 (コバルト文庫)(友桐 夏/水上 カオリ)」と「盤上の四重奏 〜ガールズレビュー〜 リリカル・ミステリー (コバルト文庫)(友桐 夏/水上 カオリ)」の世界の話。
舞台は「盤上の〜」と同じ"『特別』な才能を持った者だけが入れる『特別』な塾"。
ネタバレ同然に書いてしまえば、今回派手などんでん返しも無ければ度肝を抜く叙述トリックも無いし、すらっと読めてしまって、でもつまらなかったかと問われればそうでもなく(それなりに短い日数で読んでいることからも確かで)、さてどう評価したものかと困ってしまったり。
次の作品も買って読むだろうな。
*1 そうはいいつつも、あのエントリを書いた頃は、自分に「書評」か書けるかチャレンジしていたっけなぁ。
2007-05-31
■Firefox2.0.0.4
Firefoxが2.0.0.4にupdateした(updaterがしてくれた)けど、Release Notesに変化がなくて2.0.0.3のまま。
何が変わったんだろう?
追記
間違えた。
Firefoxの起動時に開かれるページが2.0.0.3のままだよ、ということだった。
http://en-us.www.mozilla.com/en-US/firefox/2.0.0.4/releasenotes/
が2.0.0.4のRelease Notesで、
- Security Update
- Windows Vista Support
- New Languages
という内容。
■裏は真ならず
サブネットとサブネットマスク、ローカルIPとグローバルIPの概念が分からなければ自宅サーバ組めないよと言われました。
理解させてください。
http://q.hatena.ne.jp/1180559715
「サブネットとサブネットマスク、ローカルIPとグローバルIPの概念が分かれば、自宅サーバが組める」わけではない……。
■VMWare converter で作った.vmx で警告ダイアログが出る
sound.virtualDev = "sb16" ↓ sound.virtualDev = "es1371"
とエディタで修正する。
via
前に読んで知っていたことなので慌てずに対処できました。感謝感謝。