2013-05-09
2013-05-10
2013-05-19
2013-05-21
■追想五断章
読んでいて「気がついて」しまって、うぁぁぁぁこの展開だと気が重いなー、ってなったけど、ほぼ予想の範囲内だったもののその時思ったほど重い展開ではなかった。
故人が残した5つのリドル・ストーリー。
故人の人生。
依頼者である娘。
主人公は物語を探す。
主人公は物語を求める。
結末が最後に顕れる。真実は凍りついている、という結末が。
2013-05-23
2013-05-25
2013-05-26
2013-05-27
■氷菓, 愚者のエンドロール
ミステリィ映画に関する話といえば、「愚者のエンドロール」の後書きにもあるとおり、「探偵映画」を彷彿とする。
我孫子武丸は「探偵映画」のあとがきで、「探偵映画という映画」か「探偵小説という小説」であるべきだった、という趣旨のことを書いていたと記憶しているが、「愚者のエンドロール」を読んでいやそんなことないぞ、と思った。
過去のシーンを参照するのが難しい映画では、やはりミステリィとしてのありかたが違うんじゃないかと思った。
つまりは、映画の謎解きを映画の中でするって、ひどく難しいんじゃないか、と。