2007-11-24
■オイレンシュピーゲル 参 読了
短編が3つかと思いきや、主人公を章ごとに変えた長編だい。
オイレンを読んでいて感じるのは、疾走感ではなく、焦燥感なのかな、と思う。
スプライトの伏線に関連するものが色々出てくるので、これを読む前にスプライトのIとIIを絶対に読みなさい、とカミさんに言っておかなければ。
p195
たとえば特殊部隊には、わざとチームに疑念を抱かせパニックを誘発し、それをどう乗り越えるかを試すという意地悪な心理テストがあるらしい。
かよ! (といきなりネタバレ。でもあまりにも有名な作品だしいいよね?)
2007-11-23
■グリーン・レクイエム
あ〜。どんな版になっいるのか気になる。
ジュブナイル向けの大きな活字とルビ入りの版が出たのが半年前。
版は小さい。グリーン・レクイエムと緑幻想の2つが収められているのだろう。
では、前の文庫
で収められていた「週に一度のお食事を」と「宇宙魚顚末記」が入っているのか、ネット情報では判らん。
■似て非なる「プライバシー情報」と「プライバシーを脅かすセンシティブな情報」
Torは外からは容易に観測出来ない*1多段プロキシ間を暗号化通信させることで、通信の匿名性を高めるためのもの。
ここでは、あるサーバへのリクエストが、「本当は誰のリクエストだったのか?」が主要な「護るべきもの」である。
「匿名性を高める」つまり「プライバシーの確保」が目的。
暗号化通信もその目的のため。
さて、ニュースでは Man-in-the-Middle な攻撃を行う不正なノードが存在することを報じている。またその様な手段が既知であることも報じているし、
パスワードなどを入手できてしまう問題
Deutsche Telekomの下に置かれ、SSLトラフィックを監視してMITM攻撃を仕掛けている
偽のSSL認証が発行された
と書かれている。
にも関わらず冒頭で、
ネットワークトラフィックを匿名化してプライバシーを守るツール「Tor」が
とあっさりと紹介しているのが気になった。
Tor ネットワークはアクセスの匿名性を実現のための技術である。それは間違いない。でも、プライバシーを守るか?
プライバシーの概念は、もっともっと広い。
「パスワード」や「クレジットカード」、「住所」「電話番号」「実名」などはどうだろう?
これって「プライバシー情報」だと思われていると思う。
Torはこれらの情報を守ることを目的としていない。
Torネットワークは安全だと思われがちだが、どんな技術でも悪用される可能性はあるもので、注意が必要だとF-Secureは忠告している。
などと締めているが、上に書いた様な情報を守るという目的なら、信頼できる第3者によって発行された証明書を拠り所にして、普通にhttps (http over SSL/TLS)通信をした方がいいのだ。
Tor はプライバシーのうちの、アクセス元情報を守るための機構だ。それが匿名性を実現するということだ。
でもプライバシーのうちの、センシティブな情報を守る目的はない。
いいかげんこの手のニュースの中で「プライバシー情報」と「プライバシーを脅かすセンシティブな情報」を区別して表現して欲しいなぁ、と思う。
ソフトウェア脆弱性のニュースはもう、技術者だけが読むものじゃない。もっともっと気を遣って書くべきな時代になっていると思うのだけど。
それとも、そういうリテラシーを持つのは利用者の責任?
そういうリテラシーを育むのは誰の責任?
教育の現場での認識の低さは散々書いてきた( summary.html#school )のだけどね……。
*1 「容易に」が付いていることに注意。セキュリティに「絶対に」はありえない。
2007-11-22
■架空の日本SF全集
ってどういう意味だろう?
架空の日本SF全集を編集する、というコンセプトで贈るファン待望の通史的ブックガイド。SF黎明期から1980年代前半までを3期に分け、計44作家の作家論・作品紹介を網羅した充実の1冊!
オンライン書店ビーケーワン:日本SF全集・総解説
実物を見た方が早いな。
2007-11-21
■色々と
A4コピー用紙なら家にいっぱいあるのでこれは面白いかも。BK1の方に行って書影を見るべし。
メディア論は気になるものです。
奇妙なまでに静かな印象がある70年代のテレビ文化。だがその時代のテレビをめぐる一つ一つの出来事を見ていくと、歴史的プロセスが浮かび上がってくる。テレビ史の転換点としての70年代を照射するメディア論。
オンライン書店ビーケーワン:テレビだョ!全員集合 自作自演の1970年代
発想としては面白そう。
それだけに、浅い掘り下げだったりすると不満が残りそう。
かといって掘り下げが深すぎるとついていけないし。
微妙に手が出しにくいところ。
湯屋番、長屋の花見、まんじゅう怖い、道具屋、目黒のさんま、時そば…。古典落語の長屋噺をひとひねりした、お笑い江戸幕末伝! 粗忽長屋の面々が、幕府転覆のカギを握るユーモア時代ミステリー。
オンライン書店ビーケーワン:異譚・千早振る
単純に"アナベル・リィ"に引っかかっただけ。
追記
とか書いていたら検索でくる人が時々いるのでちょっと追記。
手許のポー詩集で確認すると、正しくは「アナベル・リイ」ですね。"ィ"と書いたのは私のミス。
「アナベル・リイ」で検索すると、ここが上位にはこないはずです。
エドガー・アラン・ポーの詩の中でも、「大鴉」("The Raven")の次ぐらいに有名な詩、なのかな?
「ヘレンに」とあわせて3点セットみたいな。
■Firefox3 Beta1 ……とは関係なく MozillaによるCSS拡張一覧
当然 CSS3 module: Fonts とか入っているわけないし(だってWorking Draft だもんね)、font-emphasize-style とかもないのさ……。
調べている途中で、
http://developer.mozilla.org/en/docs/Mozilla_CSS_Extensions
http://developer.mozilla.org/en/docs/CSS_Reference:Mozilla_Extensions
http://developer.mozilla.org/en/docs/Category:CSS:Mozilla_Extensions
CSSの独自拡張の資料らしきページを見つけたのでメモしておく(こっちが本題)。
■もしもGmailをMicr○Softが作ったらこうなる?
という話。
段階的に変化していく画面があってその説明文がなかなか楽しい。
間違いなど気にせずに訳してみましたよ。
- 最初に今のGmailの画面
- なにもよりもまず、プロダクトの名前をもう少し長くしなくっちゃ。よし。"Windows Live Gmail"と呼ぶことにしよう。Windowsのアイコンっぽいものも忘れずに。Subjectsのためのスペースを減らして、本文表示のペインを――冗長で説明的な文章もね――つけよう。
- 次に手を付けるのは受信箱(訳注:inboxと書いてるのだがここは単にフォルダのことを指しているのでは)だ。先頭のチェックボックスをメールアイコンに見せかけなきゃ。スレッド表示は断片に見える様にしよう*1。テキスト広告は画像バナーにして、と。チャット用のテキストボックスがあるけど、僕はよく判らないから使わないな。ラベルのところを削って、場所を広げてやればもっと完全なチャット用のウィジェットにできるぞ。SPAMフィルターを少し改良して、もっと多くのメールをinboxに出すようにしよう*2。
- まだバナーのスペースが足りないな。最上段に追加だ。Microsoft精神に立ち返るなら、容量は2MBだな*3。GMailが2004年4月に1GBでリリースした時にHotmailが提供していたのがそのぐらいだったからね! Microsoftのスタイルなら、サービスを起動した時に出る画面は、やっぱりinboxじゃだめだよな。もちろん"ようこそ!"画面じゃなきゃ。
- なんかまだMicrosoftっぽさが足りないな。このデザインは少し白っぽすぎて魅力的じゃないんだ。若干暗めにして、広告との境目も目立たなくなるようにしよう。HotmailがGoogleのサービス力よりちょっと劣るのは明らかだからな……、よし"ロード中です"みたいなメッセージを加えよう。Redmodの連中がよくやるように、散らかった画面の中で目立たないようにして端の方に、と。左側に MSN news の一部と"special offers"を表示しておこう。ユーザを捕まえておくように、"sign out"のリンクは取り外した方がいいな。検索機能を目立たないように、画面の右下にして……犬の画像に変えてしまえ!
2007-11-20
■ 女子大生会計士、はじめました
「はじめました」って、いわゆる「0(ゼロ)」ものか?
タイトルに惹かれて――岸田森主演の映画「血を吸う薔薇*1」を彷彿とさせるので――詳細を開いてみたら赤川次郎じゃないですか?
……案外面白そうな予感。
■簡単そうな表現なのに中身が理解できない
Safari には、HTTPS 通信により SSL/TLS で保護されているページの内容が、同じドメインの HTTP 通信のページからアクセス可能な脆弱性が存在します。
JVN#79013771: Safari において HTTP 通信のページから HTTPS 通信のページにアクセス可能な脆弱性
*1 当然未見。

