2007-04-16
■tactics 9
もう漫画喫茶に行く機会もめっきり減って、かつ、それでも行く機会のある漫画喫茶には置いてないときてる。
んじゃぁしょうがない、と思って買ったら……。
本編が、本編が2話しかないってどういうことじゃあ!
■クロサギ 13
これも似たような理由で買ったわけだが……。
さすがに巻も進んで詐欺関連の話は薄くなったような感じもするが、逆に各キャラクターの主張が強くなってきたな。
その辺のバランスには気を遣うところだろうけど。
まぁ、まだまだ面白いですな。
■世界樹の迷宮 近況
1stパーティがB16F到達。
カースメーカーが選択できるようになったので、早速冒険者を登録。2ndパーティに。
2ndパーティでプレイしてブシドーlv20を目指す(クエストのため)。
ちょっと前に1stと2ndでメディックを入れ替えたのだけど、これがなかなかよい。
1stパーティはメディックのレベルが若干低くても大丈夫(なぐらい慎重に進んでいる)。
2ndパーティはレベルに見合わない階層で戦っている(装備がよいのだ)ので、HPの少なさから簡単に戦闘不能になる。でもメディックのレベルがパーティ内で飛び抜けていて回復とリザレクションのコストが苦にならない。
2007-04-15
■毎年桜を観に行ってたけど
子供の体調はよくないし、雨も降ってるし。
今年はなしかな。
■活字のない印刷屋
サブタイトルの通り、ITによって「活字」が消えたあとの印刷屋の話。
雑誌連載エッセイをまとめた本。
各論についてもう少し踏み込んでほしいな、というところで次の話題に移るのが残念。
このような"エッセイをまとめた本"に共通の欠点であって、この本の欠点ではない。
IT側にいる者としては「活字のない印刷屋」という題から、「活版の時代」から「DTP+デジタル出力の時代」の2極を想像してしまったのだけど、その間に「電算写植の時代」があったことを初めて知った。
1980年あたりから2003年まで「そこにあった」のに知らなかったわけだ(この終わりの年はこの本に依る)。
デジタル出力といっても、デジタルオンデマンド(これはつまり"すごいプリンタ"である)とオフセット印刷のデジタル製版の2つが別物だとか、まぁ知らないことだらけである。当たり前ではあるが。
そうは言っても、SEとしてIT業界側にいる身としては、その移り変わりの様は決して無関係ではないわけで。
ホストコンピュータからサーバクライアント方式への移り変わり。
パソコン通信からインターネットへの移り変わり。
そんな話題は馴染みのものだ。
エッセイなので、ここがためになる、とかそういう類の論評は無用であろう。
ITという括りでいうと、"提供する側"からの視点ではなくて"提供される"側からの視点の、それも個人レベルではなくて"会社"や"業界"の視点からのエッセイ自体珍しく*1、その点で興味深く読んだ。
この本、アルファベット頭文字略語がばんばんでてくるが、IT業界のものだけじゃなくて印刷業界のものもたくさん。
おかげでそのような言葉がでてくるたびに注釈を参照する自分に苦笑。
なるほど「(コンピュータの本って)訳が分からない略語ばかり出てくる」と言う人たちの気持ちがよく判った。
■ロボット工学三原則
ロボット三原則を、ロボットが守らなければならない、ロボットに教えておかなければならない規則という誤用はよく見ますが(つか、そう思ってましたよ、ハハハ)、陽電子頭脳とやらを使うと数学上の都合でロボットは三原則を破れないのだそうです。ですからむしろ物理的制約に近いですね。
Note - 晴
この文の冒頭だけ「ロボット工学三原則」じゃなくて「ロボット三原則」なのはわざとでしょうか。
だとしたら慧眼です。
「ロボット三原則」と憶えてしまった人ほど、この誤用をしやすいと、私は想像します。
しかし、「ロボット三原則」ははてなのキーワードになっていて、「ロボット工学三原則」の方はキーワードになっていないのか。
*1 私の無知かもしれない。
2007-04-13
■ファンタジーっぽいけどSF
こんな感じで表向きはファンタジーっぽいのに裏ではSFっぽい作品を教えてください。
http://q.hatena.ne.jp/1176388963
思いつくままに。
……そういや、もしかして、これもそう?
■「特に意味はない」という意味
Lifehackerのエントリって、ほぼ必ず*1写真がついているなぁ。
とか。
魔鬼*2(モグアイ)なんて、関係はあるようで実は意味ないよ! という写真。
でも印象づけ(impression)、象徴(symbol, image)としては、なんか機能しているかもしれない。
文章もだらだら横に長く続かないので、横方向に視線を流さなくても冒頭部分――レジュメ――を認識できるというのもあるかもしれない。
もっとも「あの写真が貼ってあった記事なんだよ!」と思い出しても辿り着けないけど。
なんか、意味がないようで意味があるような、意味があるようで意味がないような……。
不思議。
新しめの人気サイトには、そんな特徴が見受けられるなぁ、と思ったもので。
■タスクマネージャになるemailアドレス
タイトルは、「タスクマネージャとしてのEmail」なんだけど、中身を読むと専用のmailアドレス(IMAP)を作り、そこに自分でメールする。
完了したものは消す。
という運用。
つまり。
普段使っているメールアドレスやメーラをタスクマネージャにするということではない。
タスクマネージャとして機能するメールアドレスを作ろうということ。
ならばエントリのタイトルは、
「Email address as a task manager」であるべきではないか?
とも思った。
「旧来の To do list ではもう仕事の管理なんてできない」という認識は、GTD とか いろんな Lifehack の下敷きとして存在すると思っているので、こういう"単純な To do list"をLifehacker が発信するというのは少し違和感がある。
カレンダーを意識したタスクマネージャにはならない(だろう)と、コメントで指摘されているしね……。
2007-04-12
■金融というギャンブル
家を買うのにそんなことを知らないでいいのだろうか?
いや確かに、ちゃんと判っているか? 他人に説明できるのか? とあらためて問われれば私もちょっと心許ないけど。
今、家のローンを払ってます。。。
3年前に家を購入し、ローンが始まったわけですが…
銀行から「固定金利期間終了のお知らせ」が届きました。
詳しい人、教えてください。
この先も固定金利を選択する場合、早めに手続きを!
との事ですが、変動金利・固定金利…何が違うの?
デメリット、メリット教えてください。
http://q.hatena.ne.jp/1176340218
「ローンもない。投資信託だとか株なんてあやしげなギャンブルみたいなものには手を出さない」
って人もいるかと思うけど、実はそれも、
「お金の価値が下がらない」
という目に自分のお金を全額かけるというギャンブルと同じだ、と書いてあったのは、
だったか、
だったか。それとも別の本だっけ?
かな?
■フライの楕円曲線
フェルマーの定理の証明に関して、ゲルハルト・フライが提示した式(以下略)
http://q.hatena.ne.jp/1176290271
手元にあるフェルマーの最終定理の本では、フライの楕円曲線は\(y^2=x(x-a^n)(x+b^n)\)
となっている(もちろん、展開すれば質問の式と同等になる)。
楕円曲線なので、曲線上の点全体が加法群になっている。
楕円曲線にも判別式があり、3つの根をα、β、γとするとき判別式は、
\(D=\{(\beta-\alpha)(\gamma-\alpha)(\gamma-\beta)\}^2\)
となる。
フライの楕円曲線の式の左辺=0の3根は、\(0,a^n,-b^n\)
なので、判別式が\((abc)^{2n}\)
となり、判別式が自然数の2n乗になる。
合同式\(x(x-a^n)(x+b^n)\equiv~0~(mod~~p)\)
の根を考えたとき、aとbが互いに素なので、三重根を持つことは無い。
「フェルマーの方程式に解があるとすれば、その解を使って作られた楕円曲線は三重根を持たず、判別式が自然数の2n乗となる」
裏を返せば、フェルマーの最終定理は「n≧3の時、三重根を持たず、判別式が自然数の2n乗となる様な有理楕円曲線は存在しない」と言い換えられる。
と続き、谷山=志村=ヴェイユ予想へと繋がる。
追記
……らしいがよく判らない。
「楕円曲線はモジュラーである」という概念を理解する必要がありそうだが、ここが一番難しそうである。
かつ、楕円曲線の判別式が意味を持ってくるのは、どうやらここみたいなのだ。
だから、楕円曲線の判別式が\(D=\{(\beta-\alpha)(\gamma-\alpha)(\gamma-\beta)\}^2\)
だということが Web
を検索してもなかなかでてこないのだろう。
さらに追記
やっと見つけた。
の13ページにでてくる Δ(f)。これが多項式 f ("if f is a polynomial" とある)の判別式の定義である。
"楕円関数の判別式"で検索してもでてこないはずである。
検索すべきは"多項式の判別式"なのであった。
そうと分かれば検索してみれば……、
とまぁ、簡単に引っかかってくる。
フライの多項式の判別式は、
\(\{(a^n-0)(-b^n-0)(-b^n-a^n)\}^2~=\{(a^n)(b^n)(a^n+b^n)\}^2~=(a^n~b^n~c^n)^2=(abc)^2n\)
となるのは上で書いたとおり。
その下あたりに、
In particular, such a curve cannot possibly be what is called modular (never mind what that means).
と書いてある。
「その様な場合はモジュラーと呼ばれる曲線にはなれない」とあり、そしてカッコ書きで「モジュラーが何かは気にしなくていい」と続く。
実際「気にしなくていい」とある通り、谷山=志村=ヴェイユ予想(「有理数体上の楕円関数はすべてモジュラー楕円関数である」)から、1.で回答した通り、
「フェルマー予想が誤っているならば、フライの楕円曲線はモジュラーではない」
しかし、「全ての楕円曲線はモジュラーである」ので矛盾
ゆえに「フェルマー予想は正しい」
http://q.hatena.ne.jp/1176290271#a704936
となる。
結局、「モジュラーである」ということの意味と、多項式の判別式とモジュラーであるということにどんな関係があるのか? というその部分が一番難しいわけだ(ほんの50年前の数学の"最先端"なのだから!)。
多項式の判別式から式展開できたところで、それで何かが判るというわけではないのだと、そういうことなのではないかと。

