2005-05-28
■あぁ、そうか……
昨日のエントリの続きです。
ミセス・オリヴァの、最後の言葉こそが、肝なんだ。
過去の出来事を忘れるために、全員が、過去の出来事を一度、正しく知る必要があったのか。
人は、自分が理解できていない事件を、忘れることはできないんだ。
その主題が全編に伏流として存在していたから、しっかりと読み通すことができたのかもなぁ。
■陰謀史観
なんでかAmazonのマイページにこれ↓が入ってきた。
7 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
★★★★★ 悪魔のマシン・マインドマシンが我が国を汚染している, 2004/02/25
レビュアー: japan28 千葉県 Japan
旧ソ連及びアメリカ合衆国で開発された悪魔のマシン・マインドマシンがその周辺国を汚染し始めている。公には存在しないとされているため、大部分の国民には未知のものとなっているこのマインドマシンによって、我が国においても多くの犠牲者が出ている。この事実をマスコミは報道しようとしない。このことは、北朝鮮拉致事件における被害者家族の叫びを無視し、長い間存在しないものとして放置してきたことと同様にマスコミの無責任体質をうかがわせるものである。あわせて、開発国をはじめ周辺国においてもこのマインドマシンを使った悪辣な犯罪行為を行っている集団が、未だ刑事訴追をされていない現状をみると各国の国家権力が何らかの形で関与しているものと思われる。事態は深刻である。
ふーん。7人中5人が参考になったのかぁ……。オイオイ。
てなことがあって陰謀史観のことをつらつらと考えていた。
陰謀史観はそれそのものに矛盾を抱え込んでいる。客観的な証拠があり、反駁することが出来ない論理に裏付けされるような論であればそれはすでに陰謀ではないから。(「客観的な証拠がないが充分な論理性がある」陰謀論が真実だったケースはあるけど。)
陰謀史観を唱える人とのこんな会話を想像してみた。
「貴方は○○の陰謀だとおっしゃっていますが、実は貴方自身が○○の手先なのではないですか? 人を騙す時の常套手段に『小さな嘘をわざと明らかにすることで背後にある大きな嘘を隠す』というのがありますよね? 貴方が唱える○○の陰謀という説は確かに真実なのだけど、本当はその背後にある○○の真の目的を隠すための隠れ蓑なのではないですか?」
「何を証拠にそんなことを言うのか?」
「では貴方自身が○○の手先なのではないことを証明してください」
その証明そのものが○○の陰謀などないことを証明するような気がするなぁ。
どうだろう?
2005-05-27
■象は忘れない を読んだ
仕掛けは単純。読んでいくうちに、判る。
ミステリィを読むときはきれいに騙されたい方だ。途中でタネが判ってしまうと興ざめしてしまう方だ。
でも、これは面白く読めた。なぜだろう?
やっぱり、それがアガサの力なのか。静かに、忍び込んでくる、文章の力。
最後の、ミセス・オリヴァの言葉が、そっと、幕を下ろし、心地よい読後感が残った――。
2005-05-26
■Ever17 最後のお楽しみ
これで本当に最後かな?
DreamCast版のみのお楽しみ。CDプレイヤーでかけた時の警告メッセージを聞いた。
……もしも、これからDC版をプレイしようとする人がこれを見ていたら(まずありえないが)、忠告しておきましょう。
ゲームを始める前に1回聞いておいてください。
そしてココ編シナリオを終えてからもう1回聞いてみてください。
以上!
■ザ・チャイルド また観た
DVDと勘違いしてビッドしてしまったVHS版。
持っていてもしょうがないのでオークション行。とりあえず状態確認のためしかたなく観た。
――のだけど、やっぱりこれよくできてるなぁ。
ずっとソフト化されなかったのはやっぱり権利関係なのだろうか。早い時期にソフト化されていれば、もう少しメジャーな*1作品になっただろうに、惜しいことをしたもんだ。
初見の時のエントリはこちら↓。
■今週のハヤテのごとく
いやぁ、やはり
首都警特機隊(ケルベロス)
ご用達の武器は
火力が違う
そんな組織がある世界なのかよ!
収録の「紅い眼鏡」「STRAY DOG」や、
ね。
■パスワードはメモしておけ
大旨、同意。
私もパスワードはメモして、サイトごとに別のものにしている。
ただしパスワードそのものをメモしているわけではない。「Mの17番」とか「31番@付きで」とか「19番+17番!無し」とかそんな言葉を書いている*2。番号→パスワードの対照表を頭に入れる。
普段からよく使うものは記憶してしまうし。
■スパイラル 途中まで読んできた
タイトルから推理ものだと思いこんでいたけど、読んでみたらコン・ゲームものだった。
珍しい。
他には、DEATH NOTEがちょっとコン・ゲームの雰囲気があるかな、というぐらいか。
後は「Q.E.D」の中の、
「1st, April, 1999」
「災厄の男」とかか。
DVD買ってあるんだけど未見。
■気持ち悪くなった
本屋で平積みされていたのでパラパラとめくってみた。
気持ちが悪くなった。
気になるので買ってきた。
子ども達が書く絵が変わった、という観察から始まる教育論の本、なのだろう。
「遠足の絵を描いてください」というテーマを出したときのことだ。画用紙のまんなかに茶色い塊が一個だけある絵を描いた子がいた。なんだろうと思うと「唐揚げ」だという。「どうして?」と聞くと、「お弁当」と答える。
……言葉が出ない。
■昨日はずいぶんとCDを買った
Amazonから届いたのとBOで買った物。
ガーシュウィン本人の演奏(をピアノ・ロール)で再現した音源。
でも伴奏部分といまいちあっていないような気が……。
ラプソディ・イン・ブルーはもっと別の演奏形態のものを買いたいな。
Ever17は笠原弘子がエンディングなので購入〜。
でもこのCD、オープニングのフルバージョンが聞けて歌詞も判ってうれしい。本当によく練られた、ゲームの内容ともうまく重なる、まさに"主題歌"にふさわしい曲だと思う。
これはBOで見つけた。もっともっと探すぞ〜。
とても安かったので購入。
2005-05-25
■モンキーターン
CSでやってたので見てる。
SG初出場,準優出の勝負掛けで、桐口(父)のダンプをかわすシーン!
格好いい。
本当にCGがよくできてる。
来週も見ないとねー。
■玄箱2台目を買う前に
ioPLAZA:YouTubeプレーヤー RockTube | ユーチューブプレーヤーロックチューブPC周辺機器 IO DATA 通販 ioPLAZA
こいつのニュースを目にしていればもう少し待ったのに!
■しおんの王 2巻を読んだ
今月出版されることを見落としていて、今日買いに行った。
ヒカルの碁が出た後で、いくつか将棋漫画もでたけどこれはピカイチ。
サスペンス要素もあるけど、対局の緊張感がよく描けていて引き込まれる。
ヒカルの碁といえば「神の一手」がキーワードだけど、碁は「神のゲーム」とも呼ばれているらしい。
誰がそう呼んでいるのか?
それはコンピュータエンジニア*1。
初手だけで19×19=361通りで、次の手は360通り。たった2手で361×360=129960通りもある*2。
状態遷移ツリーがとんでもなく大きなものになってしまう。
しかも、「部分で最適な手を指しても全体の最適にならない」ことが多い。
チェスや将棋に比べて、コンピュータが強くなれないのだ。
ゆえに「神のゲーム」。
チェスはコンピュータが強くなったことからも判るとおり、研究がとても進んでいて人vs人の対局でも「お互いが最善手を打っていくと引き分けになる」という状況になっているのだそうだ。なので現在ではゲーム性が変化して「最善手を捨てて勝ちを取りにいく(相手のミスを誘う)」差し方が主流になりつつらしい*3。
ルールが変わらないのにゲーム性が変化するというのも面白い話ではある。
■ネット詐欺 というか 架空請求
私の友人(パソコン初心者)が、ネット詐欺にひかかったそうです.. - 人力検索はてな
http://www.hatena.ne.jp/1116942061
「簡易裁判所からの呼び出し状がこない限りは」と付け足しておく必要がある。
ただ、こういったケースでの少額訴訟ですでに判決がでている。
判例がでたのでこの手段が取られる可能性は低くなった。とはいえ、一応知らせておく必要があるのでは? と思った次第。
■日記から検索
←サイドバーにある「日記から検索」モジュール、機能が増えているぞ。
■オンライン百科事典
時々百科事典を引きたくなる。本当に時々なので年いくらで契約をするのはちょっともったいないと思っていた。
で「ときどき利用コース」というのを見つけた。BitCash,WebMoney,DigiCoinを使って100円で1ログイン,6時間利用できるということ。
これはちょうどいいサービスだ。利用するのは多分月に1〜2回あるかないかだから。
ということでWebMoneyカードを買ってこよう。
一応書いておくけどWikipediaの存在は当然知っている。
■絶対に完成しないジグソーパズル
オフショア開発には関わり合いが無いので記事の大部分を斜め読みだけど、「絶対に完成しないジグソーパズル」の例えは上手いと思った。
その通りで、全体の絵柄が判らない状態で、「この辺を作って下さい」と指示されても困るのだよなぁ。
その辺はオフショア開発であろうとなかろうと、起こりうる(というか現場では起こっている)事態なわけだ。
2005-05-24
■まだまだ楽しみたい
購入。
追記 (2007/11/16)
上の本はプレミアがついてますな。
各ゲームショップで配布された予約特典のイラストが揃っているから?(ゲームショップごとに違う絵柄だから発売当時これをコンプリートしようと思ったら……)
■Ever17 を終えてつらつらと
昨日のエントリから移動してきた。
まぁ、ネタバレしないとは思うけど、未プレイの人は避けた方がよいかも。
Ever17は2人の視点を選べるようになっていて、そのへんがストーリィのキィになっている。これは取説ですでに「沙羅が武視点には出てこない」という1つの謎を呈示しているのでプレイ前から十分に予想できたこと。
「映画を観ている」つもりが、いつの間にか映画の世界がこちら側に浸食してくる感覚を味わうのは、これ。
cthulhu mythsファンのジョン・カーペンターの(今のところ)最高傑作ではないだろうか?
見終わった後に、結末の部分をよーく考えてみて、世にもおぞましいこの映画のメタな部分に思い至った時が、この映画の面白さを一番よく味わえる時。
反対に「小説を読んでいる」つもりが最後のオチであちら側に引きずり出される小説というのはいっぱいある。
ぱっと思いつくのは
これ。やっぱりそういうトリッキーなネタは短編の方があうのだろう。
どの話がそうなのかは書かないでおく。
このゲームは「視点」がとても重要なキーワードになるのだけど、小中千昭が自書の中でホラー映画にまつわる話を書いている。
ホラー映画ではお決まりとも言える場面がある。これから何か(幽霊でも殺人鬼でも)におそわれようとしている人物がいる。
(略)
その人物を、繁みの中からじっと見つめるカットバックが挿入される。それは、これから襲うもののPOV(引用者注:Point Ov View 主観映像のこと)であることを強調して、手持ちキャメラによってブレたりしている――。
こういう場面で、観客はどういう感情を抱くだろうか。「ああ、早く気がつけばいいのに。やられてしまうぞ」と、腰が浮くようなじれったい感覚になるのが普通だろう。これは映画のエモーションで言うなら、「サスペンス」と呼ぶべきで、「怖い」というものとは別の感覚なのだ。
幽霊と対峙し、恐怖の衝動にかられているキャラクターを描く場合に、幽霊の背中越しにキャラクターを写すアングル、ホラー映画ではおなじみだろう。やはりこれも、「やってはいけない」ショットなのだ。
などなど。ホラー映画において、徹底して「恐怖を感じる人物」の主観視点から外れたショット(幽霊などの視点や、第3者的な視点)を、その映画を「怖くないもの」にするとして排除するべきだという論だ。
Ever17は恐怖作品ではないけれども、主観視点を駆使して作り上げた作品でどことなく共通な匂いを感じてしまった。
上で引用した、そんな小中千昭のホラーに関する思いが詰まった恐怖映画の解題本はこちら。
「リング」「呪怨」など有名ホラー作品群の先駆というべき「邪願霊」の脚本家。ウルトラマンティガにcthulhuを持ち込んだ脚本家。異形コレクションにたびたび召喚される作家。そんな小中千昭の小説集、
はプレミアが付いてるね。発刊時に買えて本当に良かったと、思う。この本に収録されている短編「夜はいくつの目を持つ」にはこうある――。
目と目の間にはね、第三の目の痕跡がある、という話もあるんだよ――。
それは「視点」にまつわるホラー。
■語の末尾の長音
「メモリ」「メモリー」 「スキャナ」「スキャナー」 「プリンタ.. - 人力検索はてな
http://www.hatena.ne.jp/1116841180
自分の場合、もともとコンピュータ畑なので、最後の長音を使わない癖はあったけど、森博嗣さんの影響でそれがさらに助長された感じ。
とはいってもさすがに「カバー」のことを「カヴァ」と書くことはないので、森先生ほど一貫しているわけではない。

