2008-03-03
■奇譚蒐集家
「求む奇譚! 自分が体験した不可思議な話を話してくれた方に高額報酬進呈。ただし審査あり」
という広告を見てバー"strawberry hill"の扉をくぐる人々。
語られる不思議な話。
合理的な解釈を披露する探偵役。
という筋書きが繰り返される短編集。
で、最後の章でどんなアクロバットが披露されるのかちょっと楽しみだったのだけど、期待が大きすぎたか。
でも、まぁ、それぞれの短編の方が面白かったので、本全体として及第点以上、楽しく読めた。
■国民のための情報セキュリティサイト の用語集がそこはかとなく変
Cookie(クッキー)
(略)
また、ウイルスの中には、クレジットカード番号などの個人情報が含まれたCookieを搾取しようとするものがあります。
国民のための情報セキュリティサイト 用語辞典(英字)
「クレジットカード番号などの個人情報が含まれたCookie」なんてものを作るサイトがあったら怖いぞ。
サーバー証明書(サーバー・しょうめいしょ)
Webサーバーに対して発行される電子証明書のこと。
Webページの発行元のサーバーを運用しているWebサイトが実在していることを証明するものです。(略)
国民のための情報セキュリティサイト 用語辞典(さ行)
どういう意味か数分間悩んだが分からないものは分からない。
2008-03-02
■tDiary2.2.1 → 2.1.3
一日分の referer データを捨てて元のバージョンに戻しました。
■メタルラックにとりつけられる液晶モニタアーム
液晶モニタに関して色々見ていたら出てきた。
違う楽天のモールへのリンクだけど同じ商品。別々の画像だったので2つ貼り付けた。
メタルラックのポール部分に取り付けられるってのは、PC 周りにメタルラックがあるなら使えそうだなぁ。
と思ったけどうちのラックはもっときゃしゃなフレームなので無理だ……。
■誤りを指摘する
ちょっと自省の念をこめてメモしておく。
どのような誤解に基づくものかを見いだして指摘する必要がある。「専門家の視点と一般向けの視点は別なのですよ」というありがちな言い訳をされないように注意しなければならない。重箱の隅をつつく揚げ足取りと思われないようにし、過剰な指摘をしないよう注意しないといけない。
高木浩光@自宅の日記 - 公開鍵暗号方式の誤り解説の氾濫をそろそろどげんかせんと
しかし、日経BPの記事はまずどこから指摘すれば困るぐらいひどいなぁ。
ライターによって記事の質の差がありすぎ、という感じはしていたけど。
……ってのはIT開発業界と一緒か。
雑誌と違って後から修正できる(余地がある)のは救い。
■色々たまっていました
だいぶインパクトが薄れてきた。
フェティッシュな部分の比率を高めればいいってものでもないし。まったりしたペースに移行していくのも悪くはないか。
重要な秘密が判明。
といっても読んでいる側は一回ぐらいはその可能性を考えていると思うのだけど、不自然なほど登場人物は疑問にも思ってなかったんだよなぁ。
1巻を読んでいた時は、TT(タイム・トラベル)ものと、吸血鬼や鬼の伝説を絡めたアイデアは陳腐な気はしていた。
ところが、「TTで未来から来た人間(?)が、色んな時代・場所に到達した」ということが2巻で判明して、それが世界の推移に干渉し、未来から来た人間がそういった様々事実を把握していない(というかそもそも「何か」の調査をしにきているのだし)となると……。
これからが楽しみな展開になってきた。
このコミカライズの企画を藤原カムイさんに持っていった人に感謝。
元々の物語の面白さは折り紙付きで、藤原カムイのアプローチや料理の仕方も抜群。
具体的に指摘できない「作品全体の雰囲気」がすごく心地よい。
踊る人形事件。
シャーロキアンの中でも物議の元となっている(らしい)この作品*1を、実際に暗号を解く役目をクリスティに持たせたことでピタリとはまった。
パロディなんかで「ワトスンが名探偵でホームズは道化回し」というようなものがあるけど、ホームズもちゃんと名探偵で主人公のクリスティもまたそれなりの探偵役をやっている、というのは上手。
……クリスティの性格付けが新谷かおるの十八番だってのもあって、ファン大喜び。という図式も合っているんだろうけど。
*1 暗号が簡単過ぎるのでないか、という点で。
2008-03-01
■tDiary2.2.0 00:27
テスト中です
(追記)
どうにかなったみたいです。
2.2.0 への変更点の中の、
本日のリンク元ファイル管理を日単位にし、過去の日記へのリンク元表示を揮発性に
tDiary.org - [release] tDiary 2.2.0リリース
があるために、移行後の最初のアクセスで、その月の分のリンク元データ(.tdrファイル)の分解が行われます。
レンタルサーバの場合、cgi の実行時間が制限されることがあり Internal Server Error がでてしまって先に進めないページ(月)が発生しました。
自宅内サーバでこれを実行して、その結果をレンタルサーバにアップロードするということをしました。
cache フォルダ内の.parser .rb なども問題が発生する月の分は同様。
なんとかこれでいけているみたいです。あとはコンテンツのチェックをしないといけないわけですが……。
ふぅ。
(追記)
2.1.3に戻しました。
■牛の首
ウォッチするのを忘れてた〜。
聞いたらあまりの怖さで死ぬとかおかしくなるとかいう「牛の首」と言う話が知りたいのですが
http://q.hatena.ne.jp/1069654969
小松左京氏の「牛の首」は、
に収録されている。
「牛の首」の話のどこが本当に怖いかという話をしたいところだけど、その怖さはここで語りたくはない。
私は上の本で「牛の首」を読んだことがあるので確かに知っている(知っているのは「牛の首」の中身についてではなくて、「牛の首」の何が怖いかについて、だが)。知っているけど、知っているからこそ、語れない。
というところが怖いのだ。
この怖さは読んだものでなければ分からないし、ちゃんと分かった人はその怖さを他人に伝えることができない。
「怖さを語ることができない」というところがこの話の怖さ(やっぱり伝わらない)。
それゆえに、この質問にはちゃんとした回答――質問者が納得できる回答が書かれることはないだろうな、と感じたのだけどそのままウォッチするのを忘れてた。
ふと思い出して検索してみて、やっぱりそうなったか、ということでトラックバックをしてみるのだけど、このエントリも質問者が納得できる内容ではないわなぁ……。
追記
小松左京の創作「牛の首」と、現実世界の怪談「牛の首」を混同しているような書き方をしているけど、そうしたのは怪談「牛の首」が内包する恐さを小松左京が実に的確に抽出している、と判断しているから。
疑問に思った人は小松左京の「牛の首」を読んでみて、他の誰かにどういう話なのかを説明してみようとするとよい。
2008-02-29
■PDF を製本しやすい並びに変換してくれるサイト
ついこの間、手作業でページ並べかえやってたよ……。
ピンとこないかもしれないので、Instruction を。
これを短辺綴じで両面印刷するということ。
via
2008-02-28
■東北デベロッパーズコミュニティ 設立総会 行ってきました
アジェンダ書き写しておく、っていう基本を忘れてるし。
とりあえず今のうちに書けることを書いておく(とか言って書いているうちにもう昨日のことになってしまった)。
基調講演 JJUG会長 丸山不二夫氏
Google の本当の強みは、巨大なサービスを支えている分散技術、という話題で始まった。(追記:よくよく思い出してみれば「Google の強みはその分散技術を使って巨大なインフラを作れること」だったっけ)
ハッとさせられたのは、Amazon EC2 が"分散処理のテストベッドに成りうる"という指摘。
そんな発想なかった。
でも、そりゃそうだ。
Amazon S3が名だたるサービスのバックエンドになっているんだ。
ストレージと仮想マシンとでは敷居の高さが違うだろうけど、同じ発想でいけばそこにたどり着くのは必然。
敷居が高いと言ったのは、必要になってくる分散処理を構築するのが自分である――EC2 の側ではない、ということ。
けれどそれさえもオープンソースの世界に立ち表れるのはそんな未来の話じゃない*1という話を、時間があれば聞けたのだろうけど、話題はそこまで到達せず。
残念。
もう一つ。
Cloud コンピューティングに関して。
「今は、雲が真ん中にあって雲の向こうのどこかから情報が来る」というイメージだけど、いずれ「雲から雨が降ってくるように情報が降ってくる」というイメージになる、という様な趣旨のことを言っていた(と思う)。
パッと頭に浮かんでメモしたのが、こんな図
で、これは今まで私の中には無かった発想だった。
「ITゼネコンをぶっつぶせ」 ひがやすお氏
って……うちは"ぶっつぶされる"ほうなんですけど(きっと)。
IT業界の現状というお話と、Seasar の Hot Deploy あたりのデモ。
誰でもできる仕事は単価が安くなって当たり前。
技術*2が普遍になれば、同じ事が誰にでもできるようになる。そうなれば単価は安くなる。
必然。
同じ時間で高い成果を出せるようになるし、そうならなければならない。
一見循環するスパイラルの様に見えるけど、「同じ時間で高い成果を出せるように」なること自体を happy と捉えるべきなんだろうな。
(これはひがさんがしゃべったことじゃなくて、それを聞いた私のメモ)
「下の人たちにクリエイティブに仕事をしてもらいたい」
ひがさんが実際口にしたのは"下の人たち"という表現ではなかったと思うが、大体その様な趣旨のことを言っていた。
これは、今の私が、今の会社にいる、そのことを支えているモチベーションなのだと気付かされた。
これは自分にとっての収穫。
あと、全然関係ない話。
「強い型付け」という言葉を何度か繰り返していたけど、「強い型付け」と「明示的な型宣言」の区別がついている人はこの会場の何割ぐらいの人だ? とかぼんやり思った。
「サン・マイクロシステムズが語るJRubyの世界」 片貝政紀氏
GlassFish, JRuby on Rails, jMaki といった、NetBeans IDE を取り巻く技術に関してのお話とデモ。
"グローバリゼーション"という言葉は良いな。
internationalization(i18n) と localization(l10n) の両方を含み、そのどちらか一方ではない。
NetBeans まわりのことはまぁいいや(いいのか?)。
追記
Rails のデモとしてはありきたりな内容。つまり、Rails の開発を NetBeans という IDE の中で完結してできますよ、ということなので"まぁいいや"と書いた。つまり文で書いても意味がない。
ただ一つ、IDE の中でアプリケーションサーバ(GrassFish)を動かしているからこそできる荒技を見られた。が、それも末梢な話なので……。
「楽天の東北ビジネス戦略について」 黒沼篤氏
"サービス"は、"プロセス"例えば買いたいものを探すということと、"体験"つまり実際に買うということの2つに分けられる。
楽天ではこの2つ("プロセス"と"体験")は明確に別のものとして捉えている。という件りが面白かった。
(……書いていてだんだん眠くなってきました)
「地方コミュニティの可能性とは」 三海隆宏氏
一番熱かった(時間も長かったw)。
RBC長崎(Rubyビジネス・コモンズ長崎支部)の会長をなさっている人。
実際にコミュニティを立ち上げて運営されている方、しかも昨年からということもあって設立総会にはある意味もっとも相応しい講演だった。
その他、福岡で昨年立ち上がったコミュニティからも多数参加していて、それぞれの人から「デベロッパーズコミュニティ」という枠を超えて「コミュニティ」ということで色んな話題が飛び出した。
面白くって逆にメモが残ってないなぁ。
アジェンダでは"秘密"になっていた項目は、"円陣"だった。
RBC恒例ということだそうで。
実際壇上で(円にはなれなかったけど)実施!
残り
パネルディスカッション、閉会、懇親会、と。
面白かったけど、ここに書くことではない様に思うし、疲れて眠いのでここまで〜。
postscript
今月初めに、
で興味を持った Timeline が使われていて、技術的にも、題材的にもヒットだった。
もっと内部の構造とか、そういうことも含めて詳しく知りたい、と思った。
■2次元写真から3次元モデルを作る
というフレコミらしいけどサンプルを見ていると、"地面"と"カキワリ"に分離する、って言った方がいいような気が。
それだけでも十分すごいこと……なのかな?(判断できず)
via




