2010-01-09
■天にひびき 清々と
遅まきながら、買いました。
なんて幸せな取り合わせなんでしょう。
「天にひびき」は、"1巻"としてのまとまり方がきれい。最後の2ページって書き下ろし? 余韻が残って気持ちよかった。
「清々と」は続き物かと思ったら、連作ものだった。谷川さんは名手だ、と改めて思う。
複製原画当たれー!
2009-12-05
■Landreaall 再び
p123、1コマ目。
面々の反応速度の違いが描かれていて面白いなぁ、と。
ルーディーは叫んでいるだけ。
ライナスは剣に手を掛けようと右手を上げている最中(次のページでは剣の柄を握っている)。
リドはすでにカタナの柄に手を掛けて、抜付けている (同じページですでに抜いている)。
六甲は同じコマでくないを投げている(その上、同じページでさらに短刀を抜いている)。
これが1コマで表現されているのが、楽しい。
2009-12-01
■Landreaall 15
DXのお母さんファレルの、ライナスとルーディーへの台詞。
まー
息子たちも娘も
ちょっとやそっとじゃ
壊れたりしないからその調子で
どつき合って
適当によろしく
してやって
「息子たち」だって。
もちろんDXと六甲のことだろうけど、こういう台詞で「師父(シーフー)と六甲は家族のようなもの」と思っていることがしっかりと感じられてよいなぁ。
この"隙がない"感じが好きな作品。
2009-11-28
■パラドクスブルー2
口絵部分。
「ゲームはいいよな。失敗してもリセットでやり直せるのだから」
「まあ失敗しても再挑戦してクリアする。ゲームの醍醐味ではあるな」
「でもあれってさ、ゲーム側のキャラからみればどういう感覚なのだろう」
「というと?」
「失敗したことはなかったことになり、成功した事実のみが残る。
失われたものは思い起こされることはなく、ただひたすら成功した世界が続いていく。
……それはきっと、少しだけ歪な世界」
これを読んで、ゲームの
失敗してパーティが全滅すると、その少し前(というと曖昧だが、しかしこれの意味するところは「セーブした地点」であるのは読めば明らかである)に戻される。
その事実を「主人公だけが記憶にとどめている」というもの。
うっかり強力なボスモンスターの手前でセーブしてしまい、進むも引くも困難な状況になったりして、味方が幾度となく死ぬ状況に居合わせなければならないという苦痛。
加えて、直後に出会う困難についてパーティの他の誰も認識していない、という状況にも。
とても面白かったのを覚えている。まぁ、未完というか、断章による「おまけ」みたいなものだったのだけれど。

